【ニュース】 日本各地にシステム開設拠点を展開するメンバーズエッジ、旧旅館の空き物件を再生し、「さとやまオフィス鯖江」をオープン 福井県鯖江市

2018.04.06
株式会社メンバーズ(京都中央区、剣持忠社長)の子会社で、日本各地にシステム開設拠点を展開する株式会社メンバーズエッジ(東京都中央区、塚本洋社長)は4月2日、鯖江市にメンバーズエッジ初のさとやまオフィスとなる「さとやまオフィス鯖江」をオープン、業務を開始した。

メンバーズエッジでは、東京を中心とする首都圏の企業を主要顧客とし、日本全国の開発拠点で専門スキルを持つエンジニアを顧客企業ごとに専任チームとして編成、サービスを提供するニアショアシステム開発事業を行っている。
地方へ移住しても、首都圏で行っていた仕事を地方で担い、エンジニアの給与体系を首都圏と同基準にすることで、首都圏と地方との仕事や報酬の格差を解消できる環境を構築してきたという。

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今回オープンした「さとやまオフィス 鯖江」は、約20年前まで旅館として使用されていた2階建て空き物件をオフィスとして再生したもの。
リノベーションに際しては、地元の伝統工芸職人グループ「福井7人の工芸サムライ」と協業し、 眼鏡・漆器・箪笥等の地場産業の素材・技術を内装の一部に活用した。

1階の一部には、メンバーズエッジのエンジニアと地域の職人やデザイナー等との交流スペースを設置。
東京では実現が難しい地域とのつながりづくりにより、互いに創造性を刺激し合い、エンジニアの生産性向上や地域全体での新たな連携機会の創出を目指す。
また、リモートワーク環境が整備された執務室の他、ダイニングルーム、リビングルームも設置し、「暮らすように働く」ことで、都会のオフィスでは味わえない充実した働き方を実現するという。

「さとやまオフィス 鯖江」の所在地は福井県鯖江市深江町3番2号(旧かどや旅館跡)、交通は北陸本線「鯖江」駅より徒歩5分、福井鉄道福武線「西鯖江」駅より徒歩8分。