【ニュース】 新潟市など、「新潟広域都市圏ビジョン」を改訂、航空機産業の振興など3事業を追加 新潟県新潟市
2018.03.29
新潟市は、「新潟広域都市圏ビジョン」を改訂、平成30年度より新たに「NIIGATA SKY PROJECT」「潟ツーリズム推進」「上水道の安定供給の推進」の3事業に取り組む。
同市は平成29年3月、近隣10市町村と「新潟広域都市圏形成に係る連携協約」を締結。
「新潟広域都市圏ビジョン」は、圏域人口126万人の東日本最大の都市圏域として、目指すべき将来像や具体的な取組を示したもの。
新たに取り組む事業のうち、「NIIGATA SKY PROJECT」では、圏域内の企業による航空機部品の共同生産体制の確立や無人貨物飛行機の開発について、産学金官連携での支援や情報共有を行う。
幅広い裾野を有する航空機産業を振興することにより、圏域内への高い経済波及効果を目指す。
連携中枢都市圏での「航空機産業の振興」は全国初の取組だという。
「潟ツーリズム推進」では、ラムサール条約登録湿地の佐潟と瓢湖に、同市の代表的な潟である福島潟・鳥屋野潟を加えた「潟ツーリズム」を提唱し、関連する取組を行う。
「上水道の安定供給の推進」では、事故・災害発生時における水道水の安定供給のため、市町村を跨いだ緊急連絡管の整備の検討や受援マニュアルの作成などを行うとしている。