【ニュース】 民間13社と官民ファンド、大阪城公園内に3劇場で構成する「クールジャパンパーク大阪(仮称)」を整備、インバウンド消費拡大を目指す 大阪府大阪市
2018.03.26
在阪メディアや吉本興業など民間13社と官民ファンド「株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」で構成するクールジャパンパーク準備株式会社(戸田義人代表)は、大阪城公園内に「クールジャパンパーク大阪(仮称)」(大阪市中央区)を整備する。
大阪城公園では、平成27年4月よりパークマネジメント事業(PMO事業)による魅力創出への取り組みを行っており、昨年度はJO-TERRACE OSAKAやMIRAIZA OSAKA-JOなど新たな利便施設も誕生。
今回発表した「クールジャパンパーク大阪(仮称)」では、訪日外国人観光客を対象としたツアーの形成や、アジア各国での販売・告知の強化、ナイトエンタテインメントの提供、多言語化対応などを効果的に連動させることで、インバウンド消費拡大に努めるとともに、大阪から将来のエンタテインメント産業を担う人材の育成にも力を注ぐなど、多角的な視点で劇場運営を行うという。
同施設は、 様々なジャンルのエンタテインメントの上演に対応し、最新鋭の設備環境を整えた、大・中・小のキャパシティの異なる3劇場で構成するもの。
国内外の様々なエンタテインメントを発信し、エリア一体のブランド向上を図る。
こけら落とし公演や劇場の愛称に関しては、改めて発表するという。
建設地は大阪市中央区大阪城2、交通は地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅・JR大阪環状線「森ノ宮」駅より徒歩5分。
延床面積は劇場Aが約3,293㎡、劇場B・Cが約2,970㎡。
構造・規模は鉄骨造・2階建。
劇場Aは客席1,138席+車いす6席、劇場Bは客席702席+車いす4席、劇場Cは客席300席(スタンディング600人収容)。