【ニュース】 富士急行など、旧地方職員共済組合富士保養所の敷地を活用し、アウトドアリゾート「PICA Fujiyama」を7月にオープン 山梨県富士河口湖町
2018.03.19
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)は、アウトドアリゾート「PICA Fujiyama(ピカ フジヤマ)」(山梨県富士河口湖町)を7月にオープンする。
「PICA Fujiyama」は、富士急行が平成28年4月に取得した旧地方職員共済組合富士保養所「富士桜荘」の敷地を活用し、事業展開を行うもの。
同社では、5万㎡の閑静な森林に囲まれた富士山を臨む抜群のロケーションにふさわしい施設を検討してきた。
株式会社ピカ(山梨県富士河口湖町、森田哲教代表)によるPICAブランド10施設目のアウトドアリゾートとして開業する。
バリエーションに富んだ4種の宿泊施設や、地元の食材を活かした食事、魅力的なアクティビティなど、PICAリゾートが提案する新しいアウトドアスタイル「PICA Grande Camp」をコンセプトに、大自然を感じながら「気軽に」「快適に」上質で贅沢な時間を提供するという。
宿泊施設には、「PICA Fujiyama」のために開発した、半円状のスタイリッシュなドームテント「アメージングドーム」(13区画)、冷暖房・トイレ・バスルームを完備した「コテージ・グランデ」(12棟)や「トレーラーコテージ」(14棟)、専用のリビングデッキを完備したテントサイト(11区画)の4種類・全50区画を設定。
特別な道具を用意することなく、気軽にキャンプを楽しめるほか、屋外には焚火専用スペースも完備する。
宿泊プランは全て富士山麓の食材を活かした食事がセットになっており、カウンター席を中心にレイアウトされたレストランでは、火をテーマとしたイタリアン、フレンチ料理にアウトドア要素を取り入れたフルコースを提供。
オープンキッチンにはチャコールグリルやピザ釜などを設置し、ライブ感溢れる演出で食事が楽しめる。
また、レストラン以外にも、自然に囲まれた開放感のあるBBQエリアや、コテージでのアウトドアクッキングなど、様々なメニューも用意するという。
その他、富士登山、樹海・洞窟トレッキングや、カヌー・フィッシングなどPICAリゾートのアウトドアアクティビティや、周辺施設のアクティビティを組み合わせた宿泊プランも提案。
なお、レストラン棟は黒川紀章氏の設計による建物をリノベーションしたもので、大規模開発する事なく、コテージには間伐材を使用したエコ燃料による「ペレットストーブ」を設置するなど、環境にも配慮するとしている。
「PICA Fujiyama」のオープン日は平成30年7月中旬(予定)。
敷地面積は5万㎡。
宿泊棟数は50区画(最大定員222名)。
レストランは席数47席(カウンター31席・テーブル16席)。
予約開始は平成30年5月中旬(予定)。