【ニュース】 フージャースコーポレーションなど、「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業」を着工、駅前広場を拡充整備し複合的都市機能を集積 神奈川県厚木市

2018.03.02
フージャースホールディングス傘下の株式会社フージャースコーポレーション(東京都千代田区、小川栄一社長)はこのほど、同社が組合員として参画する「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業」を着工した。

同事業は、本厚木駅南口地区市街地再開発組合(権利者5名)が施行者となり、三菱地所レジデンス株式会社を参加組合員、株式会社フジタ(株式会社小島組と共同企業体を組成)を特定業務代行者とするプロジェクト。

同計画地は、本厚木駅南口駅前という好立地にも関わらず、土地の高度利用が図られていないほか、既存の駅前広場についても、歩行者・バス・タクシー・一般車両の動線が錯綜、交通安全上の課題を抱えていたという。

20180302フージャースコーポレーション

同事業では、駅前広場の拡充整備・魅力的な再開発ビルの整備により、これらの課題解決を目指す。
また、交通結節点の機能強化を図るとともに、商業・業務・居住などの複合的な都市機能の整備を促進し、厚木市南部の玄関口として魅力ある本厚木駅南口の顔づくりも目指すという。

2005年に再開発準備組合を設立、2016年の再開発組合設立認可(事業計画認可)、2017年の権利変換計画認可を経て、今回の着工に至った。
竣工は2020年11月の予定。

なお、分譲住戸の販売については、2018年夏頃に物件ホームページを開設し、2018年秋頃よりモデルルームをオープンする予定。

「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業」の所在地は神奈川県厚木市旭町1丁目380番(地番)、交通は小田急小田原線「本厚木」駅より徒歩1分。
延床面積は約2万4,400㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造・地上22階地下2階建。
地下2階が駐車場・機械室、地下1階が市営駐輪場・駐車場・駐輪場・機械室、1~3階が商業・業務施設、4~22階が住宅。

住宅部分の総戸数は163戸。
間取りは2LDK~3LDK、専有面積は約55㎡~約110㎡。