【ニュース】 GSE Corp.南薩観光、車椅子を最大6台搭載可能な大型ハイデッカーバスリフト付車両を導入、5月より「PREMIUM X LINER」として運行 鹿児島県南九州市

2018.01.31
九州を中心に観光事業を手掛けるGSE Corp.南薩観光株式会社(鹿児島県南九州市、菊永正三代表)は、ユニバーサルツーリズムの促進を目的に、車椅子を最大6台搭載可能な大型ハイデッカーバスリフト付車両を導入、5月より「PREMIUM X LINER」として運行する。

今回導入する車両は、「ものづくりニッポン」の技術を駆使し、安全にこだわった日野自動車の大型ハイデッカーバス。
九州内は登り下りが激しい道路が多いことから、旅客へのエンジン負荷振動を軽減するため、最大出力エンジンを搭載している車種を選定した。

「PREMIUM X LINER」は通常正座席45席を基本とし、車椅子最大6台を搭載可能。
後部回転サロンも設置、車椅子利用者も十分にバス旅行が楽しめる車両だという。

20180131南薩観光

車両の基本性能は、大型クラス最高のハイパワー450PS(6速:低回転高トルク型エンジン採用)から、山道地走行も安全に負荷なく走行できるハイスペックに設定。
トランク3スパンのうち、1スパンはリフト自動収納のある最大トランクとし、容積率を高めたリフト収納設計とした。

車内では、全ての座席にUSBサポートを装着し、乗客座席にはハイエンドの上級素材モケットを採用。

また、運転士の負担軽減のため、オーディオ操作ユニットをタッチパネル化した。
さらに、安全基準以上の充実した安全性能(衝突軽減・車線逸脱警報・車両安全制御・車両ふらつき警報・車間距離警報・歩行者感知警報)を装着、バス車両不具合遠隔監視機能なども搭載する。

なお、導入する車両2台は現在製造中で、4月中旬の完成を前提に案内を開始する予定。

同社では、年齢や障がい等の有無にかかわらず、全ての人が楽しめる旅行を提供出来る商品を企画、今後もユニバーサルツーリズム旅行の企画商品を販売する予定だという。