【ニュース】 ドラグーン、全国初「ご当地レンタカー」のグランド・レンタルを2月より開始、走る伝統工芸で上質のクルマ旅をサポート、レンタカーを地域の魅力の発信源として活用 秋田県秋田市

2018.01.24
ラビット秋田臨海店・100円レンタカー秋田臨海店の運営を手掛ける株式会社ドラグーン(秋田県秋田市、鎌田学代表)は、全国初となる「ご当地レンタカー事業」に着手、2018年1月末に予定している「AKITAご当地レンタカー」改良版の完成を以って、2月よりグランド・レンタルを開始する。

「AKITAご当地レンタカー」とは、「走る伝統工芸で、寄り道の旅。」をコンセプトに、秋田の伝統工芸の技術を用いて車内装飾を施し、専用の観光情報タブレットを搭載した秋田観光専用の特別仕様の「おもてなしレンタカー」。
秋田へ観光に訪れた人々が、レンタカーでの移動中でも存分に秋田を味わえるご当地感を多数詰め込んだとしている。
秋田への観光客(特に旅好きのアクティブシニア層)の二次交通手段や、仕事で秋田へ来た人々への観光接待での活用を見込む。

同社では2017年8月に、秋田のご当地感を多数詰め込んだ
「AKITAご当地レンタカー」(略してゴトレン:GOTOREN)を完成、同月よりプレ・レンタルを行い、運用の検証を重ねてきた。
なお、「ご当地レンタカー」は株式会社ドラグーンの登録商標となっている。

20180124ドラグーン

「AKITAご当地レンタカー」では、鎌倉時代から約800年続いている秋田を代表する伝統工芸品(経済産業大臣指定伝統的工芸品)である「川連漆器」の技術でハンドルとコンソールパネルを漆で仕上げたほか、山桜の樹皮を素材とする木工品「樺細工(かばざいく)」(経済産業大臣指定伝統的工芸品)の技術でウインドウスイッチパネルを加飾、草木染めの高級絹織物「秋田八丈(あきたはちじょう)」を使用して県内屈指の技術職人が天井とシートを仕立てた。
秋田を代表する伝統工芸で車内装飾を施すことで、秋田の風土が薫る優雅な車内空間をつくり出したとしている。

同社では、レンタカーを秋田地方の魅力の発信源として活用することで、利用者にこれまでにない上質のクルマ旅を楽しんでもらうほか、秋田地方の伝統工芸産業の広告塔を担い、伝統工芸品の購入を促し、企業連携により地域を活性化を目指す。
また、秋田地方観光のアキレス腱といわれている二次交通不備を解消することで社会に貢献、さらに新たなアプローチで観光関連事業の新しい価値も創造するとしている。

「AKITAご当地レンタカー」のグランド・レンタル開始予定日は2月2日。
利用料金は、6時間で8,000円、12時間で1万円、24時間で1万
2,000円。
希望客には、最寄の駅や港に「ナマハゲのお出迎えサービス」を実施する。
予約は100円レンタカー秋田臨海店まで。

なお同社は、次期事業計画で「秋田クルマ旅専門の旅行代理店」の開業を予定しており、「AKITAご当地レンタカー」で巡る秋田体験ツアーを企画開催し、将来的には「AKITAご当地レンタカー」の利用者の集客を自らの手で行うことを目指している。