【ニュース】 岩手県、東日本大震災津波からの復興について学び、震災の風化防止と復興や地域づくりの推進を図るフォーラムを1月26日・27日に盛岡市内などで開催 岩手県盛岡市

2018.01.05
岩手県は1月26日・27日の2日間、「被災地の今と希望ある未来『いわて三陸復興フォーラム』」を、盛岡市内などで開催する。
東日本大震災津波からの復興について学び合い、震災の風化防止と復興や地域づくりのさらなる推進を図るのが狙い。
参加申込締切は1月17日到着分まで。だれでも参加可能。

26日には、エスポワールいわて大ホールで内陸報告会として基調報告・応援職員活動報告を行うほか、大船渡市及び陸前高田市内では沿岸報告会を開催。
27日には全体会として、「復興の希望未来予想図を語る」をテーマに、基調講演・合唱披露・パネルディスカッションを実施する。

26日の内陸報告会では、「リレートーク~被災地の今を語る~」をテーマに、被災者の心と体のケア、コミュニティ支援などに関する基調報告と全国自治体からの派遣応援職員による活動報告を実施する。

基調報告は、花崎洋子氏(大船渡保健健康福祉環境センター 技術主幹兼保健課長)、菊池隆氏(元釜石市平田弟6仮設団地自治会 事務局長)が行う。
応援職員活動報告は、6名が、「安全」の確保、「暮らし」の再建、「なりわい」の再生の各分野に関わる活動報告を行う。

また、震災から7年目を迎えた被災地の「いま」伝えるため、無料送迎バスによる防潮堤工事現場の見学や復興の先を見据えた新たな取り組みの紹介、災害公営住宅入居者との懇談などからなる「沿岸報告会」を開催する。

27日には全体会として、小宮山宏氏(株式会社三菱総合研究所理事長)による基調講演「プラチナ社会の実現と復興」、岩手県立不来方高等学校音楽部による合唱披露、パネルディスカッション「希望をつなぐ地域防災とコミュニティ」を実施する。
パネリストは、山崎麻里子氏(公益社団法人中越防災安全機構マネージャー)、佐々木慶一氏(大槌町安渡町内会会長)、二宮雄岳氏(釜石リージョナルコーディネーター(釜援隊統括マネジメント)、小山雄士氏(大槌町震災検証室長)、総合司会・コーディネーターは坂口奈央氏(元めんこいテレビアナウンサー)。

1月26日の内陸報告会の実施時間は13時15分~16時、会場はエスポワールいわて大ホール(定員200名)。
沿岸報告会の実施時間は10時30分~15時30分、会場は大船渡市及び陸前高田市内。

1月27日の全体会の実施時間は13時30分~17時、会場はエスポワールいわて大ホール。
なお27日の17時30分~19時には、「交流会」をエスポワールいわて1階イベントホールで行う(参加費は当日3,000円)。

問い合わせは、岩手県復興局復興推進課まで。