2017.12.21
ふるさと納税や移住・定住促進の取り組みにより、道内の過疎地域としては異例の人口増（2016年1月～2017年10月末時点でプラス82人）を実現している北海道上士幌町は、「上士幌まるごと見本市ツアー」を2018年2月に実施する。
移住や二地域居住希望者が心配する「冬の暮らし」を知ってもらうのが狙い。

上士幌町（かみしほろちょう）は、大雪山を背に農村風景が美しく広がる町。
町の面積は東京23区よりも広く、町内には日本一の広さを誇る公共牧場「ナイタイ高原牧場」などがある。
ブランド牛の「十勝ナイタイ和牛」「十勝ハーブ牛」や、新鮮な牛乳で作られたアイスクリームといった魅力的な特産品により、ふるさと納税では全国有数の人気を誇るという。
ふるさと納税の寄附の多くは子育て支援に活用しており、2016年からは町内にある認定こども園の保育料を10年間完全無料化した。


ツアーの内容（予定）は、1日目が町内の施設見学・生活体験モデルハウス見学・冬の農村風景の見学・ウエルカムパーティー、2日目が冬のアクティビティ体験・上士幌町の食材を使った料理の昼食会・移住者との意見交換&交流会、3日目が熱気球体験搭乗・ひがし大雪自然館見学など。
良質な源泉かけ流しの温泉を有する「ぬかびら源泉郷」を拠点に、上士幌町民とのふれあいや、グルメ、冬のアクティビティ体験などが楽しめる内容となっている。

「上士幌まるごと見本市ツアー」の開催日は、第1回が2018年2月16日～18日（2泊3日）、第2回が2018年2月23日～25日（2泊3日）。
募集人数は各回20組40名、原則ペアでの募集（1名での応募も可）。
参加費用は1人2万円（羽田空港～上士幌町間の往復移動、宿泊、食事を含む）。
集合場所は羽田空港、見学地は上士幌町一円、宿泊は糠平館観光ホテル。
募集は、上士幌町公式ホームページの応募用WEBフォームで12月22日20時より開始（応募者多数の場合は抽選となる場合あり）。