【ニュース】 クロススポーツマーケティング、八戸駅西地区「集」ゾーンでの多目的アリーナ建設に向け、八戸市と協議を開始 青森県八戸市
2017.12.19
クロススポーツマーケティング株式会社(東京都千代田区、中村考昭社長)は、八戸駅西地区「集」ゾーンでの多目的アリーナ建設に向け、八戸市と協議を開始する。
今回計画しているアリーナは、約60m×30mの通年型アイスリンクをベースとし、その上に移動式のフロアを設置するもの。
バスケットボールなどのアリーナスポーツやコンサート・コンベンションなども開催可能な、日本初の多目的アリーナになる。
完成後は、アジアリーグアイスホッケー東北フリーブレイズのホームアリーナとして使用するほか、地元小中学校の授業や地域の様々なイベントの会場としての活用も想定しているという。
現時点ではまだ構想段階だが、スポーツ施設における官民連携のあるべき姿を同市とともに作り上げ、氷都・八戸の魅力発信、スポーツを通じた同市の更なる活性化を目指すとしている。
政府が掲げる成長戦略である未来投資戦略2017(2017年6月閣議決定)では、スポーツの成長産業化が政策として位置付けられており、「スタジアム・アリーナ改革」や「スポーツを核とした地域活性化」についての記載がある。
同計画は、それらの政策に沿ったものになると想定。
同社は今後、地域の人々や八戸市議会はじめ、関係各所の理解が得られるよう、同市と協議を進めていく。
諸条件が整い次第、建設に向けた準備に入る予定としている。
計画地は八戸市大字尻内町(JR八戸駅西地区「集」ゾーン内)。
想定する仕様は通年型アイスリンク設備をベースとした多目的アリーナ(アイスホッケー利用時:2,500~3,500人規模収容、バスケットボール利用時:4,000~5,000人規模収容)
開業時期は2020年春頃(予定)。
なお、計画は行政協議等により変更される場合あり。