【ニュース】 プリンスホテル、軽井沢や伊豆などリゾートエリアで会員制ホテル事業「プリンス バケーション クラブ」を2019年度を目途に開業 長野県軽井沢町
2017.12.15
西武グループの株式会社プリンスホテル(東京都豊島区、赤坂茂好社長)は、会員制ホテル事業「プリンス バケーション クラブ」を2019年度を目途に開業する。
既存事業で培ったノウハウを活用し、リゾートエリアの価値向上と中長期的な成長を図るのが狙い。
「プリンス バケーション クラブ」は、会員権を購入することで、プリンスホテルが提供する複数の施設が利用可能となる、新しい会員制ホテル事業。
軽井沢や伊豆、箱根、湘南、日光、北海道、新潟などのリゾートエリアを中心に、新設・既存施設の転用により順次展開し、将来的には全国に約20施設を目指す。
西武グループでは、国内外に多くの資産を保有しているが、中でもプリンスホテルは現在、国内で43ホテル・28ゴルフ場・9スキー場を運営しており、その他にも複数の資産を有している。
今回発表した同クラブは、プリンスホテルの多様な施設運営ノウハウと資産を活用し、ショッピングやゴルフ・スキー場、温泉など、隣接する既存のレジャー施設と連携することで、会員制ホテルならではのプライベート性の高い滞在に加え、ホテルと別荘それぞれの良さを融合したプリンスホテルならではの新しい滞在スタイルを提供、差別化を図るというもの。
なおプリンスホテルでは今年10月、グローバル化を加速させるため、オーストラリアを中心にホテルを運営・展開するStayWell
Holdings Pty Ltd を子会社化。
また、国内でも新規マーケットの取込みをはかるため、次世代型の宿泊特化型ホテルブランド「Prince Smart Inn」を2019年度以降に展開するとしている。