【ニュース】 三菱地所、青山通りと外苑西通りの交差点に面する「(仮称)北青山二丁目計画」を着工、青山エリアの新たなランドマークとなるオフィス・ホテル・商業の複合ビル 東京都港区

2017.12.13
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は12月11日、青山通りと外苑西通りの交差点に面する港区北青山二丁目で「(仮称)北青山二丁目計画」を着工した。
竣工は2020年4月末の予定。

同計画は、長らく地域のシンボルだった「青山ベルコモンズ」を、地上20階・延床面積約2万3,000㎡のオフィス・ホテル・商業ゾーンで構成する複合ビルへ建て替えるもの。
その歴史性を踏まえ、多種多様な人々が 交流する空間の創出を目指す。

ホテルゾーンは、東京初出店となる株式会社Plan・Do・Seeが運営、多様なニーズに応えるライフスタイル型ホテルとする(客室数42室、客室サイズ約30~60㎡、開業時期2020年上期中を予定)。
20171213三菱地所

同計画では、東京都総合設計制度の活用により、容積率制限の緩和を受け、効率的な空間利用が可能となった。
ワーカーと生活者に潤いある都市空間の実現を目指す。

建物内には、入居テナントのBCP対策に配慮し、非常用発電機設備による電力供給を行うほか、防災備蓄倉庫を設置。
北側広場では、緑豊かな広場空間を整備するとともに、災害時には温かい食事等が提供できるかまどベンチを設置し、地域コミュニティに寄与する。
屋上には太陽光パネルを設置、建物内に電気を供給し、グリーンエネルギーを活用するという。

「(仮称)北青山二丁目計画」の所在地は東京都港区北青山二丁目98番1他(地番)、交通は東京メトロ銀座線「外苑前」駅より徒歩3分。
敷地面積は2,264.27㎡、延床面積は2万2,910.61㎡。
構造・規模はS造地下一部SRC造・地上20階地下2階。
主要用途は事務所(5~15階)、ホテル(3、4、16~20階)、店舗(1、2階)、駐車場(地下2階)。
竣工は2020年4月末(予定)。