【ニュース】 森トラスト、奈良県が進める大型再開発事業「大宮通り新ホテル・交流拠点事業」の核となる「JWマリオットホテル奈良」を着工、開業予定は2020年春 奈良県奈良市

2017.12.04
森トラスト株式会社(東京都港区、伊達美和子社長)は12月1日、奈良県で計画を進めている、マリオット・インターナショナルの最高級ホテル「JWマリオットホテル奈良」(奈良県奈良市)の地鎮祭を春日大社で実施し、着工した。
開業予定は2020年春。

同ホテルは、奈良県が進める、コンベンション施設やNHK奈良放送会館などを複合する大型再開発事業「大宮通り新ホテル・交流拠点事業」の核となる国際級ホテル。

同ホテルの計画地は、平城宮跡や東大寺・古代天皇陵など、日本を代表する史跡へのアクセスに優れた奈良市の中心部に位置。
同社は、高いポテンシャルを持つこの地に、中長期の滞在も可能な157室の国際基準の最高級ホテルを展開し、富裕層を中心とした世界の旅行者を奈良に呼び込む、新たな観光拠点の創造を目指す。
20171204森トラスト

森トラストグループは、同じく奈良県で、2017年3月に同社が優先交渉権者に選定された「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」も手掛ける予定。
同ホテル計画と合わせ、同社が持つノウハウを最大限に活かし、奈良の国際観光都市としての更なる発展に貢献していくとしている。

また、同社グループ独自のネットワークと、同ホテル計画の運営を手掛けるマリオット・インターナショナルが持つ、1億人を超える世界最大級の会員組織を合わせ、世界に向けて古都・奈良の魅力を発信するという。

奈良県「大宮通り新ホテル・交流拠点事業(旧称:県営プール跡地活用プロジェクト)」の所在地は奈良県奈良市三条大路一丁目。
総敷地面積は約3万1,800㎡。
施設は、ホテル、コンベンション施設、屋外多目的広場、屋内多目的広場、 駐車場・駐輪場、バスターミナル、観光振興施設、NHK奈良放送会館。
まちびらきは2020年春(予定)。

「JWマリオットホテル奈良」の所在地は奈良県奈良市三条大路一丁目680番8(地番)。
用途はホテル。
敷地面積は3,965.76㎡、延床面積は1万8,012.37㎡。
階数は地上6階・地下1階。
構造は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造。
客室数は157室。
着工は2017年12月1日、開業予定は2020年春。