【ニュース】 オープン・エー、旧沼津市立少年自然の家跡地で、広大な自然環境を活かした複合施設「INN THE PARK」を開業、コンセプトは「泊まれる公園」 静岡県沼津市

2017.09.26
住宅・オフィス・公共空間のリノベーション等を手掛ける設計事務所株式会社オープン・エー(東京都中央区、馬場正尊代表)は、旧沼津市立少年自然の家跡地(静岡県沼津市)で、総敷地面積60ha(愛鷹運動公園全域の面積)の広大な自然環境を活かした複合施設「INN THE PARK(イン・ザ・パーク)」を開業する。
10月7日のグランドオープンに先立ち、9月23日よりブランドサイトを開設し、宿泊予約受付を開始した。

「INN THE PARK」は「泊まれる公園」をコンセプトとする公園一体型宿泊施設。
沼津市内で長年市民に親しまれ、今年3月に惜しまれつつその運営を終了した青少年向け自然体験施設「沼津市立少年自然の家」の跡地を活用し、新たな視点でリノベーションを加えることで、快適性とエンタテインメント性を併せ持つ施設として生まれ変わる。

宿泊・飲食・自然体験アクティビティの3つの要素を組み合わせた複合施設として、旧施設の少年自然の家で受け入れてきた子供たちだけでなく、大人・ファミリー層も楽しめるスポットとして、県内外から広く集客を図るという。
20170926インザパーク

宿泊では、既存の宿泊棟の建屋を活かしつつ、内装をリノベーションした。
ゆったりと滞在できるよう、快適性を高める工夫を随所に加えたという。
また、公園の森の中に球体型テントを4棟新設、自然と一体となり、公園に宿泊する体験ができるエリアを提供する。

飲食では、管理棟として運営されていた建屋内を改修し、サロンとカフェ(予定)を設置。
宿泊者に朝夕の食事を提供するだけではなく、将来的には一般へも開放するとしている。

体験型アクティビティでは、「少年自然の家」の開業時に提供されていた星空観察、野草・山菜の採取調理、昆虫採集などの自然体験アクティビティに加え、写真教室・ヨガ・アロマ・ネイチャークラフトなど地元の有識者や講師を招いたワークショップ、地元生産者と連携したマルシェ、飲食店と連携したケータリングイベントや料理教室など、多様な展開を予定しているという。

「INN THE PARK(イン・ザ・パーク)」の所在地は静岡県沼津市足高220-4。
敷地面積は約9,000㎡。
建物などは、宿泊棟4棟・テントエリア(ドームテント3棟・吊テント1棟)、本館(フロント・サロン・アクティビティルーム)、屋外ダイニング、浴室棟、工芸館、芝生広場、キャンプファイヤー場。
収容人数は40名、施設種別は簡易宿所。
運営会社は株式会社インザパーク(株式会社オープン・エーの子会社)。