【ニュース】 水俣市の環境共生型モデル住宅「水俣エコハウス」、「夏のイベント 涼を呼ぶ苔玉作り体験会」を9月3日に開催 熊本県水俣市

2017.08.17
水俣市の環境共生型モデル住宅「水俣エコハウス」では、「夏のイベント 涼を呼ぶ苔玉作り体験会」を9月3日に開催する。
主催は熊本県建築士会水俣芦北支部青年部。

エコハウスとは、その名のとおり、設計・建築段階から廃棄に至るまで、あらゆる面で環境への配慮がなされた住宅。
環境への配慮と合わせ、「なごみともやいの心」も重視しているという。
同市のエコハウスでは、地元の業者が集まって知恵を出し合い、話し合いを重ね、昔ながらの伝統構法で建てることで「職人の技」が世代を超えて継承されるという「つながり」ができたとしている。

同市は、熊本県の南端、鹿児島県との県境に位置するまち。
不知火海を望むリアス式海岸の湯の児温泉や、新緑に囲まれた湯出七滝、歴史情緒あふれる温泉街、デコポンをはじめとした山海の恵みや、水俣独自のスウィーツ、環境をテーマにした施設などがあるという。
20170817水俣市

今回の同イベントは、山野草やモミジなどを植え込んだ苔玉を作るというもの。
涼しげな苔玉は、玄関や室内、庭などに置くと、周囲の景色や雰囲気が随分変わるという。

当日は、いつも水俣エコハウスの活動に協力している建築士会水俣芦北支部青年部のメンバーと一緒に1人2~3個を作る予定。
使用する材料の苔や土、草木は用意した。
作り方のコツや水やりの仕方、飾り方なども丁寧に説明するという。

「夏のイベント 涼を呼ぶ苔玉作り体験会」の開催日時は9月3日の9時~12時(少雨決行)。
会場は水俣エコハウス(熊本県水俣市月浦250-16)。
参加費は1人1,000円、定員は先着10人程度。
持参品は軍手・はさみ・飲み物。
申込・問い合わせは、水俣エコハウスまで。

なお秋には、水俣エコハウスへ成長した苔玉を持ち寄り「観賞会」を開くことも考えているという。