【ニュース】 オリックスなど3社、「神戸空港特定運営事業等」で優先交渉権者に選定、関空・伊丹・神戸の3空港を一体運営 兵庫県神戸市

2017.07.27
オリックス株式会社(東京都港区、井上亮社長)、VINCI
Airports S.A.S.(ヴァンシ・エアポート、本社:フランス、
Nicolas NOTEBAERT 会長)、関西エアポート株式会社(大阪府泉佐野市、山谷佳之社長)は、3社で構成するコンソーシアムが、7月25日付で神戸市(久元喜造市長)が実施する「神戸空港特定運営事業等」で優先交渉権者に選定されたと発表した。

3社は今年6月30日に提出した提案審査書類を作成するにあたり、関西国際空港と大阪国際空港を運営するノウハウを活かし、神戸空港を加えた3空港の一体運営を念頭に、同事業を検討してきたという。

同コンソーシアムは今後、神戸市との間で同事業に関する基本協定を締結し、同事業の運営権者となる特別目的会社を関西エアポートの100%出資により設立する予定。
運営権は2017年10月頃に運営権者に設定され、2018年4月より同運営権者による空港コンセッション事業を開始する予定となっている。

3社は、関西国際空港と大阪国際空港に加え、神戸空港の魅力をさらに高め、3空港一体運営による関西全体の航空輸送需要拡大を推進し、関西経済の発展に貢献するとしている。