【ニュース】 大分県とジェットスター・ジャパン、大分県の観光振興と地域の活性化を目的に包括連携協定を締結 大分県大分市
2017.07.21
大分県(広瀬勝貞知事)とジェットスター・ジャパン株式会社(千葉県成田市、片岡優会長)は7月19日、大分県の観光振興と地域の活性化を目的に、包括連携協定を締結した。
同県が国内のLCCと包括連携協定を締結するのは、今回が初めてとなる。
2013年3月31日に開設した大分~成田線は、日本で初めてLCCが就航した地方路線として、多くの注目を浴びた。
就航以来、両者は共に先駆者としてLCCの低運賃を活かした旅行者の増加など、地域の活性化に取り組んできたが、就航5年目を迎え、同県のさらなる観光振興および活性化を図るため、両者のパートナーシップを次のステップに進める必要があるとの共通認識を持ったという。
両者は今回、首都圏や海外からの「個人および若年層旅行者の増加」や「U・I・Jターンの推進」等の同県が持つ課題に対し、同社の低運賃のフライトをさらに活用する取り組みを、相互に連携し進めていくことで合意。
今後開始する取り組みは、「首都圏等及び海外からの個人旅行者及び若年層旅行者数の増加に関する事項」「個人旅行者及び若年層旅行者が旅行しやすい環境整備に向けた、宿泊施設及び交通手段の充実に関する事項」「首都圏等からの移住者の増加に関する事項」「首都圏等から県内企業に就職する者の増加に関する事項」。
LCCとして国内最大のマーケットシェアを有する同社は(国内線マーケットシェア:52%、2016年1月~2016年12月、国土交通省発表資料ベース)、国内路線網を基盤として今後も国際路線網の拡充を図っていくとしている。