2017.07.13
住友林業株式会社（東京都千代田区、市川晃社長）グループの神鋼ケアライフ株式会社（神戸市中央区、中根義信社長）は、新たな高齢者住宅「エレガーノ西宮」（兵庫県西宮市）の開発に着手する。
着工は2018年6月予定、竣工は2020年2月予定、総投資額は約
100億円。

同施設は、総戸数300戸超の国内最大（2017年5月現在、一般社団法人高齢者住宅推進機構「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」のデータより）となるサービス付き高齢者向け住宅。
自立している高齢者だけでなく、要支援・要介護状態の高齢者も幅広く入居を受け入れる。


神鋼ケアライフは、介護保険制度施行前の1991年よりシニアビジネスに取り組んでおり、神戸市を中心に介護付有料老人ホーム3施設、在宅介護サービス事業所8拠点を展開してきた。
今年4月、住友林業は神鋼ケアライフの発行済株式66.7％を神戸製鋼所より取得、神戸製鋼所は引き続き株式18.3％を保有し、住友林業とともに事業を推進する。

今回、住友林業が培ってきた住まい、木や植栽の緑の効用に関する知見を活かしつつ、神鋼ケアライフの20年以上にわたるノウハウに、独自に体系化した健康寿命向上につながる新たな取組みを加え、進化した「Elegano（エレガーノ）」ブランドによる高齢者の住まいを提供するという。

「エレガーノ西宮」の所在地兵庫県西宮市津門大塚町（アサヒビール工場跡地の一部）、交通は阪急「阪神国道」駅より徒歩3分、阪急「西宮北口」駅より徒歩16分、JR「西宮」駅より徒歩11分。
敷地面積は1万427.65㎡、延床面積は2万8,509.21㎡。
構造・規模はRC造・地上14階建（14階建2棟、5階建1棟）。
居室数・面積は一般居室219戸（最多面積61㎡）、介護居室90戸（最多面積23㎡）、総戸数309戸。
入居金予定額は一般居室3,800万円～（平均6,000万円程度）。