【ニュース】 カゴメ、同社富士見工場に隣接する土地で農業・農産物加工事業と連携した観光施設「カゴメ野菜生活ファーム富士見」の建設を計画 長野県富士見町
2017.07.12
カゴメ株式会社(名古屋市中区、寺田直行社長)は7月11日、同社の富士見工場(長野県富士見町)に隣接する土地に、農業・農産物加工事業と連携した観光施設「カゴメ野菜生活ファーム富士見」を建設する計画を発表した。
同施設では、生鮮野菜・農産加工品の販売、レストラン、体験教室運営、工場見学運営を行う。
着工時期は2018年春(予定)、事業開始予定は2019年春(予定)。
同社は1968年に同町で農産品加工事業を開始して以来、同町の様々な行事や活動に参画してきたという。
2016年5月には、同町が抱える社会課題を相互連携して解決するため、地域振興に関する協定を締結している。
また今回、同地域の農業の担い手と同社の共同出資により、農業法人「株式会社八ヶ岳みらい菜園」(長野県富士見町、宮坂典利代表)を設立。
同社富士見工場前の水田・畑地を県営基盤整備事業により大区画化し、生鮮用トマトの施設栽培や高原野菜の露地栽培を行い、農地の有効活用と新たな雇用創出を図ると共に、工場の排エネルギー循環活用による環境に優しい新しい農業の実現を目指す。
「カゴメ野菜生活ファーム富士見」は、隣接する富士見工場のほか、八ヶ岳みらい菜園とも連携し、雄大な自然を背景に、農作業や収穫、料理教室、工場見学などが体験でき、レストランで旬の食材を使った料理を味わうことのできる、野菜のテーマパーク。
富士見地域の自然、観光資源と連携する事により、同地域の魅力を向上させ、地域活性化に貢献するとしている。
「カゴメ野菜生活ファーム富士見」の所在地は長野県諏訪郡富士見町。
敷地面積は約7,000㎡。
事業概要は生鮮野菜・農産加工品の販売、レストラン、体験教室運営、工場見学運営。
着工時期は2018年春(予定)、事業開始予定は2019年春(予定)。
「株式会社八ヶ岳みらい菜園」の所在地は長野県諏訪郡富士見町。
農地面積は農業用地約9ha。
事業概要は生鮮用トマトの施設栽培、八ヶ岳高原野菜の露地栽培と各々の販売。
事業開始予定は2018年秋~2019年予定。
資本金は300万円(カゴメ44%)。
「カゴメ 富士見工場」の所在地は長野県諏訪郡富士見町。
敷地面積は114,401㎡。
事業概要は野菜飲料の製造、生野菜加工、ソース醸熟液の製造。
操業開始は1968年。