【ニュース】 日本生命、大和市の三機工業借地に大型物流施設を開発、首都圏では初、竣工は2019年11月予定 神奈川県大和市

2017.06.22
日本生命保険相互会社(大阪市中央区、筒井義信社長)は、三機工業株式会社(東京都中央区、長谷川勉社長)が大和市に所有する土地を借地し、大型物流施設を開発する。
同物件は、大阪府松原市、東大阪市での開発に続く、日本生命による開発物件としては3件目、首都圏では初の大規模物流施設開発。
竣工は2019年11月の予定で、今後、テナントを募集する。

神奈川県内陸エリアでの物流施設のニーズは非常に強く、また同物件は5階建・延床面積約9万6,255㎡と、日本生命としては過去最大規模の開発を予定していることから、高い競争力を有するという。
同物件の開発を通じ、三機工業のCRE戦略(企業不動産の有効活用)にも寄与するとともに、国内物流網の効率性の改善に貢献するとしている。

物件所在地は、国道16号と東名高速の結節点「横浜町田インターチェンジ」より約3kmに位置し、周辺地域から首都圏広域まで、幅広いエリアをカバーできる利便性の高さが特徴。
また、東急田園都市線「中央林間」駅・小田急江ノ島線「南林間」駅が徒歩圏内にあるなど、テナント企業が雇用を確保しやすい環境も特徴で、高い需要が見込まれ、安定的な収益確保が期待できるとしている。

なお、日本生命では、新中期経営計画で、4年間で1.5兆円の成長・新規領域への投融資を目指しており、物流施設も成長・新規領域への投融資の一つと位置付けているという。

物件所在地は神奈川県大和市下鶴間。
敷地面積は約4万1,300㎡、延床面積は約9万6,255㎡。
構造・規模は、柱が鉄筋コンクリート造、梁が鉄骨造、地上5階建。