【ニュース】 フィーノホテルズ、既存ホテルをリブランドし「ベストウェスタン山形エアポート(仮称)」を出店 山形県東根市

2017.06.15
価値開発株式会社(東京都千代田区、高倉茂社長)は、同社連結子会社の株式会社フィーノホテルズが、山形県では「ベストウェスタン」ブランド2店舗目となる直営ホテル「ベストウェスタン山形エアポート(仮称)」(山形県東根市)を出店すると発表した。
オープンは今年10月の予定。

同ホテルは、現在別会社が運営しているイーストプラザ東根を、同社グループが7月1日より建物オーナーからマスターリースして運営を開始し、運営を行いながら「ベストウェスタン」のブランド基準を満たすリノベーション工事を行い、リブランドオープンするもの。

同ホテルの立地は、JR「さくらんぼ東根」駅(山形新幹線停車駅)より徒歩2分、山形空港より車で7分。
陸路に加え、空路でもJALの定期便が毎日運航しており、主要4都市(東京・名古屋・大阪・札幌)からの安定した宿泊需要も見込む。

また同エリアは、地名に由来するとおり、さくらんぼの生産量日本一を誇る、「佐藤錦」発祥の地。
大森工業団地と山形臨空工業団地を中心としたビジネス需要も高く、レジャー需要でも天童温泉・蔵王・吾妻連峰など、主要観光地へのアクセスも良好だという。

なお、同社グループが運営する「ベストウェスタン米沢」(山形県米沢市)の稼働率は年間平均で85%まで上昇しており、今後は「ベストウェスタン」ブランドでのドミナント戦略により、更なる相乗効果が期待できるとしている。

ベストウェスタンチェーンの本社はアメリカ合衆国アリゾナ州。
2008年10月に、Best Western IncとADO(Area Development Organization)を締結した価値開発は、日本国内におけるベストウェスタンブランドホテルの開発権を有し、ホテルオペレーションはフィーノホテルズが行っている。
現在、日本国内でベストウェスタンチェーンの拡大を図っている。

「ベストウェスタン山形エアポート(仮称)」の所在地は山形県東根市さくらんぼ駅前2丁目1-25。
客室数は98室。