【ニュース】 九州発の地域商社「里山商会」、リバーウォーク北九州1階でカフェを併設した旗艦店「里山商会 KOKURA」を6月30日にグランドオープン 福岡県北九州市
2017.06.06
福岡県京築(けいちく)地域を拠点に、商品企画、地域ブランド開発、及び特産品の卸・小売事業を手掛ける株式会社里山商会(福岡県行橋市、吹上紘子代表)は、大型複合商業施設「リバーウォーク北九州」(北九州市小倉北区)1階で、旗艦店となる「里山商会
KOKURA(さとやましょうかいこくら)」を6月30日にグランドオープンする。
同社の発端は、2014年4月、福岡県の事業「京築地域特産品ブランド化事業」を特定非営利活動法人スロー・ラボ(吹上紘子代表)が受託し、前身となる「京築里山商会(けいちくさとやましょうかい)」が誕生したことに始まる。
京築里山商会では、1年間の事業期間に40事業者が参画し、地域の自治体、商工会などの支援を得て109アイテムの商品を選定、地域ブランド「京築セレクト」を構築した。
また、多くの事業者、デザインチームと共同で、「京築の果樹園シリーズ」「京築の醤油屋シリーズ」「里山ごはん ごはんにひと手間シリーズ」などの新商品の企画開発も行い、全国に向けて発信。
その後、事業終了に伴い、地域から発信するビジネスとしてさらに大きく発展させたいと、2015年3月、スロー・ラボの吹上代表が株式会社として現在の里山商会(写真)を設立した。
同社では、オリジナルブランド「里山ごはん®️」をメインに、京築セレクトの商品を全国の小売店に向け営業展開するとともに、自社店舗の運営にも力を入れ、2016年4月には「里山商会 HAKATA」を、福岡市JR博多駅前のKITTE博多/博多マルイ開業のタイミングでオープン。
地域特産品を取り扱う新しいタイプのフードセレクトショップとして高い評価を得ているという。
今回オープンする「里山商会 KOKURA」は、博多店で培ったノウハウとネットワークを活かして全国展開を図るため、その第一歩として地元の大都市・北九州市小倉の大型複合商業施設「リバーウォーク北九州」に自社の旗艦店として出店するもの。
博多店の3倍以上の売場面積(約25坪)を活かし、フードセレクトショップとしてだけでなく、ライフスタイルストアとして、生活道具から書籍などまでを取り揃え、里山ライフスタイルの楽しみ方を提案する。
また、カウンター式のミニカフェスペース「コウジバル」では、人気商品の甘酒や飲む酢、オーガニックの日本茶など、販売商品を使用したメニューやレシピを提供し、商品の楽しみ方を伝えることができるテイスティングストアとしても機能させるという。
「里山商会 KOKURA」のオープン日時は6月30日の10時~。
所在地は北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州1階。
営業時間は10時~21時。
店舗面積は25坪。