【ニュース】 JR東日本グループ、「のもの事業」を中⼼とした新たな取り組みを展開、地域の⽣産者・加⼯者等を表彰し、「朝採れ新幹線マルシェ」などを開催 東京都渋谷区
2017.06.06
JR東⽇本グループは、2009年より推進している「地域再発⾒プロジェクト」で、同プロジェクトの⼀つ「のもの事業」を中⼼とした新たな取り組みを展開する。
同プロジェクトではこれまで、産直市や地産品ショップ「のもの」を通じた地産品の販路拡⼤、⼀次産業参⼊、⼆次産業参⼊、六次産業化に向けたモノづくりなどに取り組んできた。
今回は、更なる地域産業の活性化を図るため、これまで連携を深めた地域の⽣産者・加⼯者等を対象に、エキナカ・駅ビル等で実施したモノづくりやコトづくりの優れた取り組みに対する表彰「JR 東⽇本『のもの』アワード」を創設。
⼊賞7件(うち⼤賞3件)を選出した。
また、新幹線を活⽤し、採れたての新鮮な野菜や果物を産地直送で届ける「朝採れ新幹線マルシェ」を7⽉上旬に東京駅で開催する。
さらに、7⽉開始の「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」にあわせ、地域素材を活⽤した新商品も販売するという。
今回創設した「JR 東⽇本『のもの』アワード」の受賞者は、大賞が⻘森県農村⼯業農業協同組合連合会の「⻘森りんごシリーズ」、株式会社岡昇・⿊⽻果樹園他の「おやつ TIMES『福島のセミドライもも』」、有限会社アグリードなるせ・株式会社菓匠三全の「仙台きなこシリーズ」の3件。
入賞は、会津若松市・有限会社ドットネット他の「会津フェア」、甲州天空かぼちゃ⽣産組合・NPO法⼈南アルプスファームフィールドトリップ・⼭梨県⽴産業技術短期⼤学校他の「甲州天空かぼちゃプロジェクト」、有限会社⻫藤農園・有限会社あづみ野⾷品・松本⼤学他の「信州アルクマそばシリーズ」、地元農家・尾畑酒造株式会社他の「純⽶吟醸 佐渡千年の杉」の4件。
「朝採れ新幹線マルシェ」は、7⽉6⽇・7⽇の13時~20時に開催(到着次第順次販売、無くなり次第終了)。
東京駅丸の内地下「動輪の広場」前で、新幹線直送の旬な朝採れ⾷材を5⽅⾯から集めて販売する。
なお、7⽉1⽇~9⽉30⽇に開催する信州DCにあわせて販売する、地域素材を活用した新商品では、この時期に旬を迎える「⻑野県産ブルーベリー」を使⽤したスイーツ等を開発、地域素材応援プログラム最⼤規模となる35社・38業態で 44アイテムを展開する。
また、2010年から実施している「信州ジビエ」を活⽤した⾷⽂化の発信と観光流動の創出に向けた取り組みでは、昨年度の11アイテム・86店舗の展開から、今年度は規模を⼤幅に拡⼤し、16アイテム・260店舗で販売、「ジビエといえば信州」の定着を図るとしている。
その他、地産品ショップ「のもの」を通じて出会った地域の⽣産者と連携し、開発したお菓⼦シリーズ「おやつ TIMES」でも、7月
25日より、長野県の⾷⽂化や素材を活⽤した新商品3品が加わるという。