2017.05.29
株式会社不動産流通研究所（東京都千代田区、高岡良一所長）は5月26日、「不動産管理会社・賃貸住宅オーナーのための防災・復興ハンドブック〈改訂版〉」を発刊した。
同ハンドブックは、阪神・ 淡路大震災の教訓をもとに、2010年9月に発売した「防災・復興ハンドブック～被災する前、被災したら、何をすればいいのか？～」を全面改訂したもの。

同改訂版では、東日本大震災（2011年）、熊本地震（2016年）を体験した事業者を取材すると共に、災害が発生したらどのような行動をとりどのように進めていったら良いかを分かりやすく解説。
BCP（事業継続計画）の策定方法や、被災時に備えて知っておきたい住宅・ 不動産の法律知識Q&Aなども掲載した。
巻末には、「防災・復興便利帳」として、「緊急連絡カード」「初 動行動のかんたんチェックリスト」「入居者の安否確認チラシ」の見本なども掲載したという。


主な記事構成は、「被災体験事業者に取材！地震が発生！そのとき何が起こった？」「災害が発生！そのときどうすれば？」「東日本、熊本被災からの教訓『そのときわが社は、私は…』」「BCP（事業継続計画）を策定しよう！！～今からでもやっておきたいかんたんBCP」「被災時に関連する法律知識Q&A」「付録：防災・復興便利帳」。

「不動産管理会社・賃貸住宅オーナーのための防災・復興ハンドブック〈改訂版〉」の判型はA5版、表紙4色、中頁2色。
ページ数は76頁。
価格は定価500円（税別）。
発行は株式会社不動産流通研究所。
監修は東北大学災害科学国際研究所 教授・丸谷浩明氏。
購入申し込みは、不動産流通研究所・販売係まで。