【ニュース】 マリモとせとうちDMOなど、瀬戸内地域の観光産業の活性化に向け、ワンランク上のビジネスホテル「ホテルビスタ広島」の開発事業協力で合意 広島県広島市

2017.05.26
株式会社マリモ(広島市西区、深川真社長)・せとうちDMO(一般社団法人せとうち観光推進機構、広島市中区、佐々木隆之会長)・株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(広島市中区、水上圭代表)の3者は5月25日、マリモが広島市中区鉄砲町で開発中のホテル事業「ホテルビスタ広島」を通じ、瀬戸内地域の観光産業の活性化に向けて協力していくことで合意したと発表した。

同ホテルは、不動産総合デベロッパーであるマリモが、初めて設計から手掛けるホテル案件。
マリモは、地方都市を中心に全国42都道府県で分譲マンション事業を展開、近年は市街地再開発事業や収益不動産事業での実績も重ねている。
今回のホテル事業も「地方創生」の観点から地元広島の活性化に寄与できるものと考え、株式会社ビスタホテルマネジメントを運営会社に選定。
ビジネスユーザーをメインターゲットにしつつも、 観光・イベント等レジャー需要にも対応できる宿泊主体型のホテルとして開発する。
広島エリアの観光特性をアイコンとして意匠計画に取り入れるなど、今後も増加が見込まれる国内外からの観光客に対しても、良質な宿泊施設として利用してもらうことを想定したという。

せとうちDMOでは、同ホテルが観光・イベント等のレジャー需要にも対応できる宿泊施設であることから、瀬戸内の観光客の宿泊の受け皿になり、さらには瀬戸内の観光活性化につながると期待し、「せとうち観光活性化ファンド」から同ホテルの開発資金の一部を拠出するとともに、今後プロモーション等で協力していく予定としている。

同ホテルは、広島市中区鉄砲町の白島通り沿いに位置。
ホテルビスタの代名詞とも言える「3点独立型」(バスルーム、トイレ、洗面台をそれぞれ別に設ける方式)の客室を、ユニバーサルルームを除く全室に採用予定としている。
デザイン・仕様でも、ホテルビスタらしい「+Relaxation」を追求。
エレベーターホールやメインロビーなどにも、「和」のなごみを感じさせるテイストを取り入れ、ワンランク上のスタイリッシュホテルを目指す。

「ホテルビスタ広島」の所在地は広島市中区鉄砲町6番13・14・
25・26・27・28(地番)。
敷地面積は887.31㎡、延床面積は7,927.55㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上14階建。
計画客室数は228室。
付帯施設はレストラン(個室ミーティング対応可)、立体駐車場(38台)、1階テナントとしてコンビニエンスストアを予定。
開業予定は2018年夏。