【ニュース】 西日本鉄道、同社初の本格的な観光列車を導入、車内では沿線の食材を活かした温かい料理を提供 福岡県福岡市
2017.04.13
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、同社初となる本格的な観光列車を導入する。
運行開始は平成30年度末の予定。
代表的な観光地「太宰府」「柳川」のほか、地域の産業と結びついた景観、歴史的建築物や町並みなど、沿線に数多くの地域資源を有する天神大牟田線での運行を予定しており、食事を楽しみながら、沿線の風景をゆっくりと楽しめるダイヤを検討しているという。
車両は既存車両を改造する予定で、沿線地域の素材を使用した内装・家具を使用する。
列車内では、西鉄天神大牟田線沿線の豊かな食材を活かした温かい料理を提供、著名料理研究家や人気店のシェフが監修する予定だという。
観光列車を通じ、観光列車の利用者による地域での消費、地域の店舗・企業等の販売拡大支援、沿線地域の情報発信による観光客の増加、沿線イメージ向上による居住人口の増加などにより、沿線地域の活性化・価値向上を目指す。