【ニュース】 リゾートトラスト、会員制リゾートホテル「エクシブ湯河原離宮」を開業、デザインコンセプトは「琳派モダン」 神奈川県湯河原町

2017.04.03
リゾートトラスト株式会社(名古屋市中区、伊藤康社長)は3月31日、神奈川県湯河原町に会員制リゾートホテル「エクシブ湯河原離宮」を開業した。
エクシブとして25施設目、離宮シリーズとしては第4弾となる。

同ホテルのデザインコンセプトは「琳派(りんぱ)モダン」。
琳派とは、尾形光琳・俵屋宗達・本阿弥光悦に代表される日本の伝統美で、華麗な色彩と、大胆にして繊細な画面構成とリズミカルなデザインが特徴。
同ホテルでは、金箔、漆黒、朧銀(おぼろぎん)、白胡粉(しろごふん)の4色をテーマカラーに、琳派を現代的なデザインに昇華した、豪華で大胆かつ斬新な「琳派モダン」を創出したとしている。
20170403エクシブ湯河原離宮

湯河原の温泉は、万葉集に詠まれ、多くの文豪や著名人とゆかりのある歴史的な名湯として知られている。
同ホテルでも、この地に湧き出る4つの泉質を生かした、「岩風呂」「月見の湯」「竹林の湯」「壺湯(つぼゆ)」の4種の露天風呂での湯めぐりを四季折々の自然とともに楽しむことができるという。

ホテル敷地中央の広い水庭には、尾形光琳の「紅白梅図屏風」をオマージュした滝を配置。
鏡のように周りの風景を映し出すことで、光の揺らぎとともに美しい幻想的な風景を創造した。

日本料理・イタリア料理・中国料理の各レストランでは、料理人自慢の逸品を提供。

客室は、S・SE・CBの3タイプに琳派モダンの世界を表現した和モダンルームと洋ルームを基本として多彩なバリエーションを用意した。
また、S・SEタイプの全客室には温泉を引き込み、名湯を独占する贅沢なひとときを過ごせるという。

同ホテルの会員権は、2014年10月に会員権価格612万円~3,799万円(税込)で販売を開始し、2017年2月末日時点の販売進捗率は約59%となっている。

「エクシブ湯河原離宮」の所在地は神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
631-1、交通はJR東海道本線「湯河原」駅より約3.5km、箱根登山バス「桜山入口」バス停より徒歩約2分。
敷地面積は3万1,338.38 ㎡、延床面積は4万4,120.27㎡。
構造規模は鉄筋コンクリート造、地上4階 地下3階 塔屋2階。
総客室数は187室。
付帯施設は日本料理レストラン、イタリア料理レストラン、中国料理レストラン、ラウンジ&バー、スパ(露天風呂、内風呂、ドライサウナ、個室風呂)、トリートメントサロン、ミュージックルーム、コンベンションホール、ショップ。
総事業費は約263億円。