【ニュース】 佐々町、新設する佐々町地域交流センターで「佐々町生涯活躍のまちシンポジウム」を3月18日~19日に開催 長崎県佐々町

2017.03.09
長崎県佐々町は、「佐々町生涯活躍のまちシンポジウム」を新設する佐々町地域交流センターの落成記念として3月18日~19日に開催する。
人口減少の克服を目指す移住定住の基本的な考え方や、その方向性を示すのが目的。

長崎県北部に位置し、周辺を佐世保市に囲まれた同町は、大正から昭和にかけての炭鉱全盛期に人口が2倍に増加するなど急速に発展。
昭和16年1月には町制を施行し、県下屈指の町として繁栄した。
炭鉱時代の隆盛もあり、自然や都市機能が集約した同町は、全国的に人口減少が進む今、人口が増加している有数の町としても注目されている。
また、先進的な介護予防と共助の仕組みによる「町の社会的自立」の新しいモデルも提唱しているという。
20170309佐々町

3月18日は、13時〜17時10分に「生涯活躍のまちシンポジウム」を実施。
記念講演は、アリアケジャパン株式会社代表取締役副社長・岩城勝利氏による「自治体と企業の共存~佐々町とアリアケジャパン~」。
基調講演は、長崎県立大学・吉居秀樹教授による「佐々町生涯活躍のまちについて~佐々町における移住定住のすすめ~」。
パネルディスカッションのパネラーは、西和盛氏(宮崎大学)・井上果子氏(宮崎大学講師)・北井渉氏(三菱総研)・川内野善治氏(ふるさと自然の会)・松瀬大高氏(退職校長会)・江田佳子氏(町保健師)。

3月19日は12時30分~17時に「佐々川フォーラム」を実施。
基調講演は、慶應義塾大学名誉教授・岸由二氏による「鶴見川・小網代における流域活動~佐々川流域における活動の将来展望~」。
「歴史」フォーラムの座長は吉居秀樹氏(長崎県立大学教授)、発表者は朏由典氏(佐々町郷土史家)・和田隆氏(吉井町エコツーリズムガイド)・久村貞男氏(佐世保地区連合史跡保存会代表)。
「環境・生物」フォーラムの座長は半田浩志氏(環境省佐世保自然保護官事務所)、発表者は川野浩一氏(佐々川再生の会)・川内野善治氏
(ふるさと自然の会)・岩岡千香子氏(九十九島パールシーリゾート)。

「佐々町生涯活躍のまちシンポジウム」の開催日は3月18日~19日。
会場は佐々町地域交流センター(長崎県佐々町本田原免123番地)。
同センターは、同町の地域活性化拠点として、地域住民の相互交流、地域コミュニティの醸成を図ることを目的に新設した施設。