【ニュース】 ミサワホームなど、スマートウェルネス構想に基づき、浦安市東野地区で複合商業施設を着工 千葉県浦安市

2017.02.28
ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、竹中宣雄社長)はこのほど、
2015年12月に締結した4者連携協定(浦安市、医療法人社団やしの木会浦安中央病院、株式会社京葉銀行、ミサワホーム)に基づき、協議を進めてきた千葉県浦安市東野地区の複合商業施設を着工した。
竣工は2018年2月の予定。

4者はこれまで、地域で高齢者を支える地域包括ケアシステムの実現や、待機児童問題の解決に向け、建設する複合施設の内容や施設建設の進め方などについて協議を重ねてきた。
新しく建設される複合施設は、浦安中央病院と複合商業施設の2棟で、スマートウェルネス構想に基づき、地域の拠点施設として利用されることを目指す。
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今回着工した複合商業施設は、住まい・医療・介護・保育・商業など複数の機能を備えており、ミサワホームが保有し、事業主として運営を行う。
隣接する浦安中央病院との一体利用や連携を想定し、調剤薬局と一体化したコンビニエンスストアや、浦安中央病院の診療科目にない小児科クリニックを誘致、地域医療の充実を図る。
さらに、認可保育所や病後児保育施設のほか、地域包括支援センターも備え、保健・医療・福祉サービスなどの情報提供や健康づくり、介護予防にも寄与するという。

その他、ATMや賃貸住宅を28戸備えるほか、幼児教室や飲食店なども予定し、多世代にわたって利便性の高い施設を目指す。

なお同施設は、国土交通省が行う高齢者や子育て世帯等の居住の安定確保や地域住民の健康維持・増進、多世代の交流促進を目的とした
「スマートウェルネス拠点整備事業」に採択されている。

「(仮称)浦安市東野三丁目複合商業施設」の建設地は千葉県浦安市東野三丁目11番3。
敷地面積は1,752.64㎡、延床面積は3,786.09㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上6階建て。
施設内容は地域包括支援センター・調剤薬局一体型コンビニエンスストア・小児科クリニック・ATM・認可保育所・病後児保育施設・幼児教室・飲食店などを予定。
竣工は2018年2月(予定)、営業開始は2018年4月(予定)。