【ニュース】 別府市、「遊園地」ならぬ「湯~園地」計画を発表、「公約ムービー」をWeb上で公開、100万再生で計画実行を公約 大分県別府市
2016.11.22
人が入れる温泉として世界一の湧出量(同市調べ、総湧出量1位のイエローストーン国立公園は人の入浴不可)を誇る別府市では、温泉都市別府の魅力を国内外に向けて幅広く発信するため、新たな市のビジョン
「遊べる温泉都市構想」を策定した。
実現にむけた取り組みの第一弾として、「遊園地」ならぬ「湯~園地」計画を、同市内で開催中のイベント「ONSENアカデミア」で発表、同日公約ムービーをWeb上で公開した。
同ムービーは、「遊べる温泉都市」構想のコンセプトそのままに温泉と遊園地を融合させ、温泉につかりながら楽しめるアミューズメント施設「湯~園地」を描いたもの。
YouTubeでの再生回数が100万回を達成した場合、実際に別府市内で「湯~園地」計画を実行するという、世界初の「再生数連動型公約ムービー」となる。
タイトルは、spamusement park project 「湯~園地」計画。
今回新たに発表した「遊べる温泉都市」構想は、同市ならではの豊富な湯量を活かした温泉の新たな楽しみ方を模索する中で生まれたもの。
「別府市=世界一の温泉都市」として、温泉を活用した新たな「遊び場」を生み出し、世界に向けて発信していくことを目的としている。
この都市構想実現に向けたプロジェクト第一弾「湯~園地」計画では、遊べる温泉都市のコンセプトを象徴する存在として、世界一湯量が豊富な別府の温泉とアミューズメントを一体化させた、前代未聞の「湯~園
地」の実現を目指す。
温泉につかりながら楽しめるジェットコースターや、あたかも家族風呂のようなあたたかさを持つ観覧車、路上での温泉を使ったアトラクション実施等を検討。
今回公開するムービーは、全世界に向けてコンセプトを発信するとともに、その再生数をプロジェクトへの賛同とみなし、100万再生を達成した際には、実際に別府市内で「湯~園地」実現を公約するとしている。
同ムービーの制作にあたっては、大分県の温泉PR動画「シンフロ」の音楽監督を務めた清川進也氏が全体プロデュースを担当。
別府市内で約90年の歴史を持つ遊園地「ラクテンチ」を舞台に、長野恭紘市長をはじめ、総勢150人以上のオール市民エキストラ参加の元、撮影を行った。