【ニュース】 KNT-CTホールディングスとumami、協業してAI(人工知能)+チャットオペレーション双方による多言語チャットサービス事業を開始 東京都千代田区

2016.11.18
KNT-CTホールディングス株式会社(東京都千代田区、戸川和良社長)と株式会社umami(東京都新宿区、高橋和久代表)は2017年1月より、AI(人工知能)を活用した多言語チャットサービス事業を開始する。
急増する訪日観光客に向けたサービス拡大が目的。

チャットとは、コンピュータネットワークを通じてリアルタイムに文字ベースの会話を行うシステム。
同事業は、観光関連分野でネットワークをもつKNT-CTホールディングスと、チャットによる多言語でのコンシェルジュサービス(問合せ対応)の提供が可能なumami双方の得意とする分野を活かしての協業となる。
対応言語は4か国語(日・英・中・韓)。

両社では、訪日外国人旅行客に向け、協業して2つ事業を展開する。

1つめの事業では、umamiが持つAI(人工知能)とチャットオペレーターを組み合わせた多言語チャットサービスを観光関連分野に特化して開発。
KNT-CTホールディングスがもつ観光関連分野のネットワークを活用し、観光事業者へ提供する。
観光事業者のウェブサイトにチャットボックス(チャットのプログラム)を追加するだけで、訪日外国人からの日々の問合せに、観光事業者特化型AI(人工知能) とチャットオペレーターが多言語で応対するという。
今後は実用化に向け、2017年1月より訪日外国人が多く利用しているカプセルホテルやホステル、ハイヤーなどの観光事業者の協力を得て、訪日観光に特化した会話データやユースケースの蓄積のため、実証実験を開始するという。

2つめの事業では、多言語チャットサービスを新たに開発する訪日観光客向けアプリ「YOKOSOアプリ」(仮称、2017年1月公開予定) に搭載し、直接訪日観光客が利用できるよう案内する。
「YOKOSOアプリ」(仮称)では、KNT-CTホールディングスが販売する訪日旅行(YOKOSO Japan Tour)や日本文化を体験するアクティビティ、宿泊施設などを案内。
またチャットを利用し、おすすめの訪日旅行(YOKOSO Japan Tour)の紹介や、訪日外国人からの問い合わせに対応し「旅マエ」「旅ナカ」
(旅行中)需要に対応するとしている。