【ニュース】 廃校を活用して大人向けに学びと刺激を提供する社会塾「熱中小学校」、「すみだ北斎美術館」に東京分校を設立 山形県高畠町
2016.11.17
社会塾「熱中小学校」を運営する特定非営利法人はじまりの学校(山形県高畠町、佐藤廣志理事長)は、11月22日にオープンする「すみだ北斎美術館」(東京都墨田区)で、熱中小学校の東京分校を設立する。
「熱中小学校」は、高畠町の廃校を活用し、おとな向けに学びと交流を提供する取り組み。
今年8月には福島県会津地域で「曾津熱中塾」、9月には富山県高岡市で「高岡熱中寺子屋」、10月には東京都八丈町(八丈島)で「八丈島熱中小学校」を設立、全国で3つの姉妹校を設立してきた。
今回設立する東京分校では、12月5日19時より、同美術館1階講義室でオープンキャンパスを実施するとしている。
今後、同分校を地方と東京を結ぶ拠点とし、全国に展開する「熱中小学校」の姉妹校間で交流を加速させるという。
「もういちど7歳の目で世界を・・・」をテーマに誕生した「熱中小学校」は、起業家・大学教授・経営者約100名を教諭として、大人向けに学びと刺激を提供してきた。
2015年10月に高畠町の廃校(旧時沢小学校)を復活させる取り組みとしてスタートしたが、全国から期待の声があり、各地へと展開。
現在、高畠町の熱中小学校では、21~78歳の114名のおとなが入学、第3期の授業が行われている。
その他の姉妹校でも、県内外から毎回多く人が参加しているという。
12月5日に開催する東京分校のオープンキャンパスでは、墨田区内の企業を商売繁盛に導く方策を紹介する授業「墨田区百年の計~北斎と観光DMOで中小企業も世界発信」、熱中小学校の素材を活用した授業「これが動画力だ!」を実施。
授業終了後はQ&Aも実施する。
「熱中小学校 東京分校」オープンキャンパスの開催日は12月5日、18時開場。
開催場所はすみだ北斎美術館1階講義室(東京都墨田区亀沢2-7)。
定員は100名程度、定員になり次第、Facebook・メール等で告知。
参加費は無料(要事前申込)。
なお開催日はすみだ北斎美術館が休館日となるため、館内の見学は不可。