【ニュース】 モンスター・ラボ、松江市のRuby開発拠点を移転、洋風モダン文化の象徴「出雲ビル」からエンジニアの働き方を世界に向けて提示 島根県松江市
2016.11.07
Webサービスやアプリ開発などを手掛ける株式会社モンスター・ラボ
(東京都目黒区、いな川宏樹社長)はこのほど、松江市に所在する同社のRuby開発拠点(山口友洋拠点長)を、同市内で移転した。
今回の移転は、採用を見据えたオフィスの拡充と、エンジニアにとってより働きやすく、顧客にとって価値のあるサービスを開発をするのが狙い。
オフィス移転に伴い、ITエンジニアの確保と育成を強化し、島根県が推進するプログラミング言語「Ruby」を軸としたIT産業振興に貢献したいという。
同開発拠点が入居する「出雲ビル」は、約90年前に遊学先のイギリスから帰国した商人・出雲益良(いずもますりょう)氏が、「ロンドンで見たデパートを松江にも」との想いから建てたビル。
松江市の中心部・白潟地区にあり、洋風モダン文化の象徴として市民に親しまれてきた近代建築だという。
同社では、海外から斬新な発想を持ち込んで活性化を図った先人にならい、伝統のある松江の街から、世界7カ国12拠点の多様な人々と協働するエンジニアの働き方を世界に向けて提示していくため、同ビルの外観はそのまま活用し、内装をリノベーションしたうえで新オフィスとして活用する。
「出雲ビル」の所在地は島根県松江市白潟本町33出雲ビル2階。