【ニュース】 日建リース工業、オフィス並みの快適性を実現した仮設ハウスのレンタルを開始、建設現場の労働環境を改善 東京都千代田区
2016.11.01
総合レンタル・リース業の日建リース工業株式会社(東京都千代田区、関山正勝社長)は11月1日、仮設ハウスでありながらオフィス並みの快適性を実現した「システムオフィス」ファーストクラスのレンタルを開始した。
「システムオフィス」は、建設現場の労働環境を改善することで、企業の生産性向上を目指すというもの。
仮設レンタルハウスでも、可能な限りオフィスのような快適な空間で仕事をしてもらいたいという思いから、「システムオフィス」と名付けた。
建設工事用の仮設事務所だけでなく、リニューアル期間中の仮設店舗や仮設住宅での利用や、各種イベントなどへの活用も見込む。
建物の外観は、従来の仮設ユニットハウスとは異なり、黒を基調としたオフィスビルのような高級感をイメージしたデザインとし、今までのユニットハウスには無かった新構造を多数採用した。
室内は従来のユニットハウスより約25cm高い空間とし、トイレやキッチンなどの水廻り設備では、機能の充実と高級感の演出により、仮設とは思えない環境を提供する。
さらに、従来は壁面や天井面にのみ設置されていたコンセントを床面にも設置。
取り外し可能なコンセント付き床板を用意したことで、様々なレイアウトシーンに対応可能とした。
また、利用者側のメリットだけでなく、建て方作業の安全性にも配慮。
従来はハウス外側から施工していた連結作業を全て室内から施工できるように設計、屋根上の作業用には親綱支柱を事前に配備し、作業員の万が一の落下事故を防止するという。