【ニュース】 宇治茶老舗の辻利、茶房などを併設した「辻利 宇治本店」を9月28日にオープン 京都府宇治市

2016.09.15
宇治茶の老舗・株式会社辻利(京都府宇治市、辻俊宏社長)は、創業の地・宇治で「辻利 宇治本店」を9月28日にオープンする。

同社は、初代・辻利右衛門(つじりえもん)が京都宇治で萬延元年
(1860年)に創業した、150余年の歴史を持つお茶の老舗。
これまでは茶問屋として、卸売業を中心に全国の茶専門店・菓子メーカー・商社等との取引を行ってきた。
今回オープンする「辻利 宇治本店」は、一般の人や観光客にも良質なお茶を愉しんでもらうための旗艦店となるもの。
20160915辻利

同本店は古民家を再生したもの。
店内の一角には昔ながらの座売りを再現し、動きと活気ある空間を演出した。
伝統とモダンがバランスよく融合した空間で老舗こだわりのお茶を体験できるという。

店内では、同社が製法を確立させた玉露や、煎茶・焙じ茶・玄米茶・抹茶のほか、季節にあわせて同社の茶匠が選び抜いた旬のお茶を販売。

さらに茶房では、茶匠が厳選した様々な種類のお茶を提供、宇治茶の本場で「飲みくらべ」が体験できるほか、店頭では手作りの最中も販売するとしている。

「辻利 宇治本店」(つじり うじほんてん)の所在地は京都府宇治市宇治妙楽156番地(宇治橋通り)、交通はJR奈良線「宇治」駅より徒歩5分。
席数は店内12席・テラス席10席の計22席。
営業時間は10時~18時、茶房は11時~17時(ラストオーダー16時
30分)。
定休日は4月~11月が水曜日、12月~3月が火曜日・水曜日。