【ニュース】 リヴ、関西初の木造中高層大型商業ビル「SUBACO(巣箱)」をオープン、地域産木材を構造体に活用 京都府向日市

2016.09.12
株式会社リヴ(京都府向日市、波夛野賢社長)は9月10日、京都府向日市で、関西発の木造中高層大型商業ビル「SUBACO(巣箱)」をオープンした。
地域の中小工務店による木造大型商業ビルの建設は全国初。
9月10日・11日にはオープンイベントを開催したという。

「SUBACO(巣箱)」は、2階~5階が全て木造の1,000㎡超という民間の大型商業ビル。
地域の資産となる「場」を提供するという。
「2×4(ツーバイフォー)工法」により、鉄筋コンクリートと遜色の無い、高い耐震性と耐火性を実現。
国土交通省「地域型住宅グリーン化事業」の「優良建築物」部門にも採択されている。
20160912リヴ

大型木造建築物の歴史は古く、東寺の五重塔は約1200年前に建築されている。
重量当たりでは、木材は鉄やコンクリートよりも強度があり、その強度は120年程度持続するほか、建築地近くで生育した木材は、シロアリや腐朽などへの耐性が高いことが実証されており、建築の耐久性の向上にもつながるという。

また、国土交通省の「平成27年度建築着工統計調査報告」によると、一般的なオフィスのコストは、鉄筋コンクリート造等の場合平均坪90万円~坪110万円。
これを木造にすることで、坪76万円の低コストでありながら、温熱環境が安定しやすい、居住性の高い中高層建築物を実現した。

なお同ビルは、国土交通省「地域型住宅グリーン化事業」の「優良建築物」部門に採択されており、行政からの支援も受けている。
外装にも木材を使用し、周囲に馴染む外観デザイン、地域住民への開放、京都府内産材をあしらったバンケットルームなどが評価されたとい
う。

また、同ビルには、地域の暮らしを支える子育て支援団体・飲食店・地元企業のオフィス等が入居。
プロジェクト名「巣箱」のように、若い力で地域活性化を発信するため、若手起業家を安価なテナント料で誘致し、地域活性化を目指すという。

「SUBACO(巣箱)」の建築地は京都府向日市寺戸町七ノ坪141番、
142番。