【ニュース】 豊岡市宵田・元町地域で地元商店街が主体となった「まちなか再生協議会」が設立 兵庫県豊岡市

2016.07.12
兵庫県は、豊岡市宵田・元町地域で地元商店街が主体となった「まちなか再生協議会」(衣川克典会長)が7月7日に設立されたと発表した。

同県では平成27年度に、まちづくり部と産業労働部が共同で実施する
「商店街の活性化とまちの再整備による賑わいのまちづくり事業」を創
設。
平成28年2月より、豊岡市宵田・元町地域にアドバイザーを派遣するなど、取り組みを進めてきた。
今回の同協議会の設立は、地元の意見がまとまったことによるもの。

同地域では、豊岡中心市街地を活性化するため、宵田商店街界隈を「カバンストリート」とし、鞄をコンテンツにしたまちづくりを進めてきた。
最近では、集客拠点となる「カバンアルチザンアヴェニュー」が整備され、閉館していた「豊岡劇場(映画館)」が有志により再オープンするなど賑わいづくりに向けた動きが起こりつつあるが、空き店舗の利活用・回遊空間の整備・景観性の向上など、活性化に向けた課題は多いという。

今後、同協議会では、宵田・元町地域の活性化に係る方策について検討を重ね、「まちなか再生計画」を平成29年3月までに策定する予定。

なお同県でも、計画策定後は、当該計画に基づき実施する「商店街の活性化」と「まちの再整備」に係る事業に対し、豊岡市と連携しながら積極的に支援していくとしている。