【ニュース】 休暇村協会、若年層やファミリー層に向けた新コンセプトを発表、新たにご当地グルメや厳選プログラムなどを企画 東京都台東区

2016.07.05
全国の国立・国定公園などで「休暇村」を運営する一般財団法人休暇村協会(東京都台東区、中島都志理事長)はこのほど、新コンセプトを「自然にときめくリゾート」とし、ロゴマークとあわせて発表した。
国内外の若年層やファミリー層を対象に利用促進を図るのが狙い。

休暇村は1961年に設立され、国立公園・国定公園など全国37ヵ所で展開しているリゾートホテル。
これまでの宿泊人数は延べ5,700万人、ここ数年は全施設の平均稼働率が7割を超えている。
利用者はシニア層が多く、60歳以上が6割以上を占め、シニア向けの5泊6日長期滞在プランは年間延べ3万泊の利用がある一方、20代・30代の利用は7%に留まっているという。

今後は新コンセプトのもと、若年層やファミリー層に向け、ご当地食材を使用した「ご当地ときめきランチ」や、地域の自然・文化・人にふれる「厳選プログラム55」など、企画の充実を図っていくとしている。

新コンセプト「自然にときめくリゾート」には、地元の食材を活かした料理や、地域の自然・文化・歴史とのふれあいプログラムなど、その土地ならではの魅力にふれる場を提供し、すべての利用者に「心ときめくひととき」を届けたいという思いを込めた。

新企画「ご当地ときめきランチ」は、地域の食材をできる限り使用し、休暇村オリジナルの調理法や味付けをした、休暇村ブランドのご当地グルメ。
北海道では支笏湖産の「ヒメマス」を使用した「ヒメマス定食」、栃木県では「湯波」を使用した「豆乳たっぷりの湯波刺しを使ったトロトロ湯波丼」など、休暇村でしか食べることができないメニューを提供する。

新企画「厳選プログラム55」は、全国の休暇村で毎日実施している朝の散歩会をはじめ、その地域ならではの自然・文化・歴史とのふれあいの場を提供する「ふれあいプログラム」。
休暇村55周年を迎えるにあたり、各休暇村の支配人がとっておきの55のプログラムを厳選した。
野生のイルカに会えるクルージング、江戸時代から伝わる雛のつるし制作体験、雪の中のスノーシュー体験など、地元の文化や自然の魅力を生かしたファミリーで楽しめるプログラムが充実しているという。

なお、個々の詳細については後日発表するとしている。