2016.06.30
富山県などで構成するとやま世界こども舞台芸術祭実行委員会は、7月30日～8月4日の期間、「とやま世界こども舞台芸術祭2016」を富山市と高岡市で開催する。

同芸術祭は、2008から4年ごとに開催されているもので、今回で3回目の開催。
また、1983年にアジアで初めて開催されたアマチュア演劇祭「富山国際アマチュア演劇祭（TIATF）」から数えると、富山で開催される10回目の演劇・舞台芸術の国際フェスティバルとなる。
同芸術祭は「モナコ世界演劇祭」「リンゲン世界こども演劇祭（ドイツ）」とともに、「世界三大アマチュア演劇祭」として国際的な評価を得ているという。

開催期間中は、富山県内だけでなく、世界五大陸・23の国と地域からの25団体、富山県外からの16団体に所属する子どもたちが富山に集い、演劇や舞踊、ミュージカルなど、国際色豊かで多彩なステージが繰り広げられる。

なお今回は、国際コラボレーション作品として、ハンガリー・グリフ人形劇団と劇団文芸座（富山県内）による「三年寝太郎」、プラハ・ボヘミアバレエ団と可西舞踊研究所（富山県内）による「マッチ売りの少女」を上演。
また、既に友好提携を結んでいる「モナコ世界演劇祭」に続き、今回の開催期間中には、「リンゲン世界こども演劇祭」との友好提携調印式も行われるという。

「とやま世界こども舞台芸術祭2016」の開催期間は、7月30日～8月4日。
会場は富山会場が富山県民会館・富山県教育文化会館・富山市芸術文化ホール（オーバード・ホール）、高岡会場が富山県高岡文化ホール。
参加団体数は海外団体が23か国・地域の25団体、県外団体が16団体、県内団体が43団体（6月29日現在）。
チケットは1公演につき高校生以上1,000円。子ども（中学生以下）のみでの入場は不可、子ども券は大人券と共に実行委員会事務局へ申し込み。
問い合わせは、とやま世界こども舞台芸術祭実行委員会（富山県教育文化会館内）まで。