【ニュース】 鯖江市とヤフー、全国初、環境保全活動支援・地域活性化を目的に「ヤフオク!」活用によるリユースで協定を締結 福井県鯖江市
2016.06.28
鯖江市とヤフー株式会社(東京都港区、宮坂学社長)は6月27日、「鯖江市における環境保全活動支援・地域活性化に関するリユース協定書」に調印した。
同社が自治体とリユース協定を結ぶのは今回が全国で初めて。
同市は環境基本計画で、循環社会を構築するための3R(リデュース「排出抑制」、リユース「再利用」、リサイクル「再生利用」)を推進している。
今回の取り組みは、同社とのリユース協定のもと、同市の環境保全活動の中からリユース「再利用」にスポットを当てたもの。
「サバオク」と題し、市民の協力のもと、同社が運営する「ヤフオク!」を利用し、「街をあげてのリユース大作戦」などを実施するという。
「サバオク」では、「街全体で持ち寄った不用品で、街を良くしよう!」をテーマに、市民の協力のもと、「ヤフオク!」を利用した「街をあげてのリユース大作戦」を実施。
家庭や事業所で使われていない不用品を「ヤフオク!」出品によりリユースするほか、同市も公有財産売却による出品でリユース大作戦に参加する。
「サバオク」で集まった資金は、「リユー ファンディング」を開催することで、「広葉樹の苗を育て植樹する活動(どんぐりからの森づくり)」や「自然環境体験教室」「アップサイクル体験教室」など、子どもたちに対する環境教育に活用するという。
出品期間は9月6日~10月14日。
公有財産売却は、同市が所有している財産を「Yahoo!官公庁オークション」で売却するもので、「せり」ではなく「入札方式」とする。
参加申込期間は9月6日13時~23日14時、入札期間は10月7日13時~14日13時。
その他、鯖江市民のリユースに関する啓発を目的としたリユース講座を開催する。