【ニュース】 富士急行、富士山南麓の新たな観光拠点「森の駅 富士山」を裾野市で7月9日に開業 静岡県裾野市
2016.06.20
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)は、富士山南麓の新たな観光拠点となる「森の駅 富士山」(静岡県裾野市)を7月9日に開業する。
「森の駅 富士山」は、その名の通り富士山二合目にあたる標高1,500mに建つ施設。
同施設からは、雄大な富士山を一望できるほか、施設内のレストランや休憩所から窓越しに、迫力ある宝永火口が眼前に迫り、四季折々の美しい景色を楽しめるとしている。
また、周辺には日本の道100選にも選ばれた「富士山スカイライン」をはじめ、遊園地「ぐりんぱ」や一面の花畑と富士山の競演を楽しめる「富士 花めぐりの里」(7月23日開業予定)など、観光スポットも多数点在。
富士山観光の拠点として、また、夏のマイカー規制時には併設する水ヶ塚駐車場(収容台数1,000台)が富士山富士宮口五合目を利用する登山客用の駐車場となるため、富士登山の玄関口としての役割も果たすという。
同施設内にはレストラン・ショップ・展望休憩所・トイレを配置。
レストランでは、御殿場の「みくりや蕎麦」やブランド豚の「富士山麓豚」など、地元食材や、駿河湾で獲れた新鮮な魚介を使用した、オリジナリティのあるメニューを提供する。
また、ショップでは「富士山」をテーマにした商品や、富士登山のためのアウトドアグッズなどを揃え、利用客の様々なニーズに応えるとしてい
る。
同施設では、単なる休憩施設や食事・売店施設ではなく、開放的な空間で富士山の自然を体感できるとともに、「食」や「お土産」等を通じて、「ここにしかない富士山」と「地域・地元の魅力」が感じられる施設を目指す。
「森の駅 富士山」(もりのえき ふじさん)の所在地は静岡県裾野市須山字浅木地内、交通はJR東海道新幹線「新富士」駅・東海道線「三島」駅・御殿場線「裾野」駅より富士急行路線バス、(車では、東名高速道路「御殿場」I.Cより富士山スカイライン経由で35分、東名高速道路「裾野」
I.Cより南富士エバーグリーンライン経由で30分)。
営業時間は9時~17時(季節によって変動あり)、9月末までは無休、以降不定休。
施設構成は、1階がレストラン(50 席)とショップ、2階が展望休憩所(団体用食事会場としても利用可能50席)。
トイレ、駐車場(1,000台、7月9日~9月11日の富士山マイカー規制期間中は1回1,000円、1時間以内の利用については無料)。
なお、同施設のサイトは6月下旬公開予定。