【ニュース】 広島県、ワークショップ型の移住促進セミナー「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー 『うさぎの島』玄関口 にぎわいづくりプロジェクト 忠海編」を6月21日に東京・四ツ谷で開催 広島県竹原市
2016.06.17
広島県は、「うさぎの島」を訪れる年間2万人の外国人を引き込むプロジェクトの始動に向けて、ワークショップ型の移住促進セミナー「『うさぎの島』玄関口 にぎわいづくりプロジェクト 忠海編」を、東京都新宿区四ツ谷で6月21日に開催する。
同県では、移住・定住施策の一環として、地方移住や地方での活動に関心を持つ若年層等を対象とした同セミナーを開催しており、今回は第3回目となるもの。
今回のテーマは、約700羽の野生うさぎが生息する大久野島(おおくのしま)の玄関口となっている、竹原市忠海(ただのうみ)地区の活性化。
忠海地区への外国人観光客の誘客についてアイディアを出しあい、夢のあるプロジェクト案をつくることで、新しい移住者や東京からの連携者が、地元の若者グループや住民とともに実現に向けて動き出すきっかけにしたいという。
忠海港からフェリーで15分の大久野島は、近年観光客が急増しており、平成27年度には平成26年度の3倍の1.7万人の外国人観光客が訪問している。
しかし、多くの観光客は島への玄関口である忠海地区には足を踏み入れることなく通過し、地域の活性化に生かせていないのが現状。
こうした状況の中、同地域では、地元の若者グループが若手経営者等と連携し、空き家を活用した地域活性化に取り組みが始まっているという。
今回の同セミナーは4部構成で実施する。
第1部は「広島県の新たな定住対策の紹介」(広島県から説明)、第2部は「忠海での現在の活動・今後の展望について」(ゲストから説明)、第3部は「訪日観光客をターゲットとした新たなビジネスの可能性」(ゲストから説明)、第4部ではグループワークを行う。
移住促進セミナーの開催日時は6月21日の19時~21時。
開催場所はレンタルキッチンスペース パティア四ツ谷店(東京都新宿区四ツ谷1-17 MEISTER四ツ谷1階)。
募集人数は20名程度。
参加方法は6月20日までに、参加者名・連絡先を電話またはE-mailで、「ひろしま暮らしサポートセンター」(NPO法人ふるさと回帰支援センター内)まで。
主催は広島県。