【ニュース】 西鉄ホテルグループ、「西鉄ホテルクルーム名古屋(仮称)」を名古屋市に新規出店、開業予定は平成30年夏 愛知県名古屋市
2016.06.15
西鉄ホテルグループは、「西鉄ホテルクルーム名古屋(仮称)」(名古屋市中区)を新規出店する。
開業は平成30年夏の予定。
運営は、株式会社西鉄ホテルズ(福岡市中央区、吉村達也社長)。
名古屋エリアでは西鉄イン名古屋錦に続く2棟目、クルームブランドとしても今年1月にリブランドオープンした博多に続く2棟目となる。
同グループでは現在、フルサービスホテル「西鉄グランドホテル」、都心型ホテル「ソラリア西鉄ホテル」、コンセプト型ホテル「西鉄ホテルクルーム」、宿泊特化型ホテル「西鉄イン」の4ブランドを有し、現在までに国内17店舗、海外1店舗の計18店舗を展開している。
海外を含めたホテルの新規開発を重点戦略の一つとして位置づけ、さらなる店舗拡大を図っていくという。
名古屋市の年間宿泊者数は700万人を超え(平成26年度)、日本人客・インバウンド客ともに近年増加傾向にあり、国内有数のホテルマーケット。
出店予定地は、名古屋を代表する繁華街の「栄・錦エリア」の北端に位置し、名古屋駅や空港からのアクセスにも優れているという。
同ホテルでは、名古屋エリアで外国人を含む宿泊者数の増加や宿泊ニーズの多様化に対応し、ビジネスでの利用客に加え、女性客や観光客、さらにはインバウンド客にも滞在を楽しんでもらえるホテルづくりを目指す。
客室は観光客やインバウンドのニーズに対応、全室ダブル・ツインによる構成とし、トイレ・洗面台・バスを独立させるなどゆったりと寛げる滞在空間とする。
また、ラウンジスペースや最上階の大浴場を設置することで、居心地がよく心身ともに癒される空間を創出する。
なお、ソラリアブランドでも、来年春には京都市中京区に「ソラリア西鉄ホテル京都(仮称)」を、さらに平成30年度中にタイ・バンコクに「ソラリア西鉄ホテルバンコク(仮称)」を開業予定。
今後も、国内他エリアや、東南アジアを中心とした海外に向けて、新規出店を加速させていくとしている。
「西鉄ホテルクルーム名古屋(仮称)」の所在地は名古屋市中区錦3丁目。
延床面積は約7,000㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上14階地下1階建。
客室数は全242室(ダブル198室・ツイン44室)。
施設構成は、1階がホテルエントランス・フロント・ラウンジ、2階がレストラン・ビジネスラウンジ、3~13階がホテル客室、14階が大浴場。
開業は平成30年夏(予定)。
総投資額は約60億円。