【ニュース】 長岡火力発電所、西部丘陵東地区に進出決定、地場産天然ガスを活用した発電事業 新潟県長岡市

2016.04.22
長岡市は、西部丘陵東地区(長岡市深沢町ほか地内)に、地場産天然ガスを活用した株式会社長岡火力発電所(東京都品川区、井上博文代表、土地売買契約締結後に同市へ移転予定)の進出が決定したと発表した。
同地区(産業ゾーン)への進出企業は、昨年2月のヨネックス株式会社に続き2社目。

同社は、4月19日に同市と進出協定を締結。
新設する発電施設は、長岡市越路地域に位置する国内最大級のガス田「南長岡ガス田」から産出される天然ガスを100%活用したガス火力発電所。
発電した電力は特定規模電気事業者大手の株式会社F‐Powerが全量を買取り、同市をはじめ全国に供給する。

同社は、電力インフラに特化した投資ファンドを運営する株式会社IDIインフラストラクチャーズ(大和証券系企業)が、同市での発電事業を目的に、平成27年10月に設立。
同地区が天然ガスパイプラインや特別高圧送電線に近接し、電力供給拠点に適した立地環境であることから進出を決定した。

発電所の立地場所は新潟県長岡市深沢町ほか地内(西部丘陵東地区産業ゾーン)約1.7ha。
発電規模は出力8万5,800kw(最大年間約20万世帯分の発電規模)、ガスエンジン発電機11基(川崎重工業株式会社が設置)。
雇用予定は約10名(予定)。
平成29年3月に土地売買契約を締結、同年4月に建設工事を着工し、平成30年7月に発電事業を開始する予定。