【ニュース】 阪急阪神ホールディングス、「鈴蘭台駅前地区第二種市街地再開発事業」で事業計画を変更、平成30年夏頃に再開発ビルを完成予定 兵庫県神戸市

2016.02.02
阪急阪神ホールディングス株式会社(大阪市北区、角和夫社長)は2月1日、神戸電鉄・鈴蘭台駅前(神戸市北区)で進行中の「鈴蘭台駅前地区第二種市街地再開発事業」で、事業計画を変更したと発表した。

同再開発事業は、交通の安全の確保し、北区の玄関口にふさわしい、賑わいづくりを図るというもの。
今般、再開発ビルの実施設計等を踏まえた事業費の見直しや工事スケジュールの調整等を行い、1月29日付で事業計画(総事業費、事業施行期間など)の変更を行った。

また、神戸市と神戸電鉄株式会社(神戸市兵庫区、杉山健博社長)は、再開発事業に伴い必要となる鈴蘭台駅現駅舎の移設について協議を続けきたが、今般、既存のホーム上に橋上駅舎(新駅舎)を設置することで合意した。
20160202鈴蘭台駅再開発

事業計画変更後の再開発ビルは、敷地面積が約4,470㎡(変更前と同じ)、延床面積が(容積対象)は約2万2,870㎡(変更前は2万3,150
㎡)。
構造・規模は鉄骨造・地上7階建。
主要用途は店舗・事務所・公益施設・駐車場。
総事業費は約157億円(変更前は137億円)。
事業施行期間は平成25年3月22日~平成32年3月31日(変更前は平成25年3月22日~平成29年9月30日)。

今後は、平成28年2月に再開発ビルの工事を本格着工、平成30年夏頃に再開発ビルを完成予定、平成32年3月末までに駅前広場・道路の工事(駅前広場は先行して供用開始予定)を完成する予定としている。

なお、鈴蘭台駅の橋上駅舎化工事は平成28年2月~平成30年度、橋上駅舎の供用開始は平成30年夏頃の予定。
供用開始後は、現行の東西改札口を1箇所に集約して橋上駅に新設
し、再開発ビルの3階と接続、現行の南改札口は引き続き利用可能とする。
その他、コンコースと各ホーム間にエレベーターとエスカレーターを新設するほか、多機能トイレなども新設する予定。