【ニュース】 大阪府住宅供給公社、泉北ニュータウン・茶山台団地でリノベーション住戸5戸の入居者募集を1月29日より開始 大阪府堺市

2016.01.28
大阪府住宅供給公社(大阪市中央区、佐野裕俊理事長)は、泉北ニュータウンの茶山台団地(堺市南区)で今年度事業のリノベーション住戸5戸の入居者募集を1月29日より開始する。

同ニュータウンは、まちびらきから約50年が経過した現在、少子高齢化や人口減少が著しく進行している状況が続いている。
こうした中、昨年1月には「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」の改訂を受け、「子育て」「健幸」「創造」をテーマに活性化に向けて取り組むことが示された。

同公社は、その一環として泉ヶ丘駅から徒歩圏に位置する茶山台団地で、若年世帯や子育て世帯などを誘引することを目的に、公募型プロポーザル方式により広く民間事業者からそのノウハウを活かした提案を募集。
若年層のニーズを満たす魅力ある住宅づくりに取り組んでいるという。
20160128大阪府住宅供給公社

今回募集するのは、2種類のコンセプトからなるリノベーションプラン合計5戸。
それぞれ「ニコイチ」「リノベ45」というネーミングで入居者募集を行う。

「ニコイチ」(堺市と公社の連携事業)3戸は、2住戸を1住戸化するリノベーションプラン。
従来の間取り(45㎡)から広い間取りにするため、2戸をつなげて90㎡とし、子育てなど3つのライフスタイルに合わせてデザインした。
間取りは2LLDK1戸、3LDK+土間1戸、3LDK1戸。
家賃は7万2,000円~7万5,000円(仕様により異なる、別途共益費あり)。
堺市の「泉北ニュータウン家賃補助(若年夫婦・子育て世帯)」対象物
件。

「リノベ45」2戸は、通常の1住戸をリノベーションしたプラン。
ライフスタイルが多様化する中、45㎡の一室を限りなく有効に活用するため、室内を区切る壁をなるべく排除して設計した、「広すぎる」をテーマにしたワンルームプランとなっている。
間取りはワンルーム2戸。
家賃は4万7,700円~4万9,200円(階層により異なる、別途共益費あり)。
堺市の「泉北ニュータウン家賃補助(若年勤労者世帯)」対象物件。

窓口・インターネットでの申込み受付は1月29日9時~2月9日17時45分、抽選会は2月16日、当選者の住戸内覧日は3月上旬~、入居開始日は3月19日~。
住居完成予定は2月末。

問い合わせは、大阪府住宅供給公社 住宅管理部 住宅経営課 募集グループまで。