【ニュース】 南海電気鉄道と沖縄県など3者、共同で「真冬の沖縄旅客誘致キャンペーン」を12月27日~2016年1月31日に実施、関西各地から冬の沖縄へ旅客誘致 沖縄県那覇市

2015.12.25
南海電気鉄道株式会社(大阪府大阪市、遠北光彦社長)・沖縄県(翁長雄志知事)・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(平良朝敬会長)の3者は共同で、「真冬の沖縄旅客誘致キャンペーン」を12月27日~2016年1月31日に実施する。
「冬の沖縄の魅力」を各方面から紹介し、関西各地から冬の沖縄への旅客誘致を図るのが狙い。

同社は、沿線に関西国際空港(関空)を有し、特急「ラピート」を運行するなど、大阪市内から関空へのアクセスを担っている。
関空~那覇間は飛行機でわずか2時間で結ばれており、数多くの航空会社が就航していることから、同社と同県は非常にアクセスが良い関係にあるという。

旅行先としての沖縄は、一般的には夏のイメージが強く、沖縄の「冬」は関西各地と比較しても温暖で過ごしやすく多様な楽しみ方ができるにも関わらず、これまで認知が低く、冬はいわゆる閑散期だった。

今回、同キャンペーンを実施することで、「冬の沖縄の魅力」を各方面から紹介する。
春にかけて花の一大イベントである「沖縄花のカーニバル」が県内各地で開催されていることや、 船上からクジラを間近に見る「ホエールウォッチング」を体験できるなど、この時期ならではの沖縄の楽しみ方を提案することで、旅客誘致を図る。

具体的には、同社が発行する沿線情報誌「NATTS」1月号で「真冬の沖縄で楽しめること」を紹介するとともに、 南海グループが展開する飲食店やコンビニエンスストアでは、 沖縄の商品を限定発売するなど、観光と物産の連携を図りながら、沖縄への旅客誘致に取り組むとしている。