【ニュース】 みやま市、スマートコミュニティづくりで 「2015年度グッドデザイン金賞」受賞、「日本初、エネルギーの地産地消都市」を掲げたまちづくりに評価 福岡県みやま市

2015.11.02
みやま市(西原親市長)はこのほど、2015年度グッドデザイン・ベスト
100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)の中からさらに厳選され、明日の生活と産業そして社会を拓きうるデザインとして金賞(経済産業大臣賞)を受賞したと発表した。

同市では「日本初、エネルギーの地産地消都市」を掲げ、人が人を支えるまちづくり、エネルギーとしあわせが見えるまちづくりを行っている。
電力とIT、ふたつの公共インフラを統合的にリ・デザインすることで、地域課題である高齢者へのサービス充実や若者の定住促進につなげるなど、市民が主体的に参加するプログラムも積極的に作ってきたという。

今回の受賞は、「地産地消の再生可能エネルギーのインフラを整え、環境を保全しながら地域コミュニティを活性化させる総合的な取り組みは国内に例がなく、先駆的な活動として高く評価(審査委員会の評価コメントを引用)」されたもの。

同市は、グッドデザイン金賞受賞を弾みにして、全国の自治体の先導的な役割を果たせるよう、エネルギーと地域コミュニティの取り組みを「みやまモデル」として発信し続ける予定。

2015年11月4日まで東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「グッドデザインエキシビション2015(G展)」会場で、同市が本年度受賞デザインとして紹介されるという。