【ニュース】 南海電気鉄道と京阪電気鉄道、文化イベントで初コラボとなる「南海・京阪文化フォーラム」を12月5日に開催、テーマは南海沿線と京阪沿線で時代を切り拓いた幕末の志士 大阪府高石市

2015.10.21
南海電気鉄道株式会社(大阪府大阪市、遠北光彦社長)と京阪電気鉄道株式会社(大阪府大阪市、加藤好文社長)は、2社のコラボ企画「南海・京阪文化フォーラム」を、今年12月5日に南海沿線(高石市)で開
催、幕末期をテーマとした講演を実施する。
来年2月には、京阪沿線(枚方市)で開催、講演を行う(テーマは後日決定)。

両社では、沿線の活性化を目的として、「南海沿線文化セミナー」(平成20年から)および「京阪・文化フォーラム」(平成15年から)を、それぞれ開催している。
今年は南海電気鉄道が創業130周年、来年は京阪電気鉄道が創立
110周年を迎えることから、それぞれを記念し、両社は2年間にわたり、共同で文化イベントを実施するという。

「南海・京阪文化フォーラム」(南海沿線で開催)で取り上げるのは、幕末の歴史を大きく動かした勝海舟と坂本龍馬。
師弟関係にあったといわれる二人の足跡を、当時の海防の地であった大阪府堺市から和歌山県をつなぐ南海沿線と、淀川左岸の京街道であった京阪沿線の史跡から辿る。

第一部は、高槻市立しろあと歴史館事務長・中西祐樹氏による講演「「幕末の台場と勝海舟~堺と南海沿線の台場~」。
「お台場」といえば、品川台場のある東京が有名だが、幕末の大阪周辺にも台場は築かれた。堺の台場を中心に、南海沿線で勝海舟が活躍したエピソードも紹介する。

第二部は、佛教大学教授・青山忠正氏による講演「龍馬の足跡を追う~京阪沿線の史蹟~」。
今回は、京阪沿線に数多くある坂本龍馬が訪れた場所を紹介しながら龍馬の足跡を追い、歴史を繙(ひもと)いていく。

「南海・京阪文化フォーラム」の開催日時は12月5日の14時~16時30分(開場は13時~)。
開催場所はたかいし市民文化会館アプラたかいし大ホール(高石市綾園1-9-1)、南海線「高石」駅より徒歩約1分。
募集定員は800人(先着順・事前申し込み制)。
参加費は1,000円(税込)。
申し込み方法は、南海電鉄オフィシャルサイト、郵送(当日消印有効)など。
応募期間10月21日~11月20日(定員になり次第締め切り)。
当選者への連絡は順次、当選者宛に入場引換書を郵送またはメールで送信。
主催は南海電気鉄道株式会社、京阪電気鉄道株式会社。
後援は、朝日新聞社、読売新聞社、歴史街道推進協議会。

「京阪・南海文化フォーラム」(京阪沿線で開催)の開催日は平成28年
2月27日。
開催場所は枚方市民会館(枚方市岡東町8-33)、京阪電車「枚方市」駅より徒歩約5分。
テーマは、後日、両社のホームページなどで発表する。

問い合わせは、南海テレホンセンターまで。