【ニュース】 くるみの木、奈良市初、食と文化を発信する新複合施設「鹿の舟」を11月19日より順次オープン 奈良県奈良市

2015.10.20
有限会社くるみの木(奈良県奈良市、石村由起子代表)は、奈良町の南端に位置する井上町に、奈良の魅力を発信する複合施設「鹿の舟」(奈良県奈良市)を11月19日より順次オープンする。

同施設は、大正時代に建てられ、平成7年度よち市民の国際文化の向上と奈良町の町並み保全を目的に運営されてきた「ならまち振興館」を、奈良市の計画により、「奈良町南観光案内所」の「鹿の舟」として活用するもの。
同施設では今後、観光案内施設「繭 mayu」と食堂&グローサリー
「竈 kamado」(施設所有者:奈良市、運営:くるみの木)を11月19日にオープン。
12月中旬には、喫茶室&雑貨店「囀 saezuri」(施設所有者・運営:くるみの木)をオープン予定としている。

観光案内施設「繭 mayu」では、奈良市からの運営委託を受け、カウンター越しの案内ではなく、利用客とふれ合い、対話しながら、旅の始まりを手伝う。
また、生活学校と称し、奈良を中心に各地の伝統的な生活文化を体験
し、学びあい、これからの生活を共に考える場を運営する。

食堂&グローサリー「竈 kamado」では、朝ごはんを提供。
朝ごはんは、本格的な竈(かまど)を施設中央に設置し、毎朝ご飯を炊き、朝から食事を提供する。
おかずには、奈良の伝統野菜や県産の食材を使用し、奈良の旬を味わってもらうという。
併設するグローサリーでは、実際に食堂で使用する奈良の食品や道具を販売し、週末には食材のマルシェなどを開催する。

また、12月中旬にオープン予定の喫茶室&雑貨店 「囀 saezuri」では、ハンドドリップのスペシャルティコーヒーや、奈良の食材を使用したドリンクメニュー、フードメニューを提供するとしている。

「鹿の舟」の所在地は奈良県奈良市井上町11。
敷地面積は1,794㎡。
構造は「繭 mayu」が木造2階建て(2015年10月改装)、「竃 kamado」が木造1階建て(2015年10月新築)、「囀 saezuri」が木造1階建て(2015年12月新築)。